人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

再び学校クローズ

12月20日に再々ロックダウンということでクリスマス休暇のお楽しみが消滅。
ロックダウンとは言え、その後もサービスを縮小して営業継続してた店は多くあったため、さほど人出は減らず、結果感染者数も減らず仕舞い。

減らず仕舞いっていうか、、、なんか逆に増加傾向が見えてきてたりして、そんな状況を受けて12月30日に追加規制の発表があった。

 ロンドンは年始からの学校を閉鎖する(一部地域除く)

だそう。

 うわ~マジか~~~・・・

と思ったわけですが、同時に

 一部地域ってどこやねん?

というのも超気になったわけです。

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この発表の前日、私が住む地区の役所と、医療機関であるNHSの連名で、

 New Malden の感染者数が激増しています!
 不要不急の外出は控えてください!


という内容の、わざわざNew Malden仕様で刷った警告チラシが投函されたりしてたので、

 あんなチラシ来てたし、うちは絶対閉校地域だよな~・・・

と思っていたのだけど、調べてみたらなんと開校地域に該当していた!マジ?!

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私が住んでいる New Malden があるのは Kingston upon Thames という地区で、ロンドンマップ上で左下に位置する灰色の地域。
住所的にはロンドンの隣のサリー州に当たるのだけど、なぜか行政上はロンドンの一部になっている。
なんでそんなややこしいことになってるのか細かい経緯は知らないんだけど、

 サリー州だから閉鎖しないのかな?

なんて考えて勝手に納得すると同時に、

 でも、隣接地区は完全にロンドンで閉校地域だし、
 そこから学校に通ってる職員も生徒も沢山いるよな・・・

という疑問も生じた。


私なんぞが思いつく疑問点なわけだから、当然同じ疑問を持った人は沢山いたようで、学校継続となった地区の区長たちも、この斑目対策に反発したそう。

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で、結局元旦に新たな報道が出て、

 ロンドンは年始からの学校を全域で閉鎖する

という内容に改められた。
まあ妥当な方針変更だよな、と思うわけですが、そんな中で娘の通うJunior Schoolの校長のスピーディな対応がなんとも素晴らしいなと感じた。
30日夕刻の報道を受け、翌日の31日に校長から各家庭への連絡メールが発信され、その概要は以下。

  • 政府決定の通り、我が校は1/4から開校予定です
  • ただ、他地域から通う生徒も職員も我が校には大勢いて、それは我が校だけの事情ではなく、この点について現在検討中と聞いている
  • 現時点ではこれ以上の情報は無いため、新たな更新情報があり次第、改めてお知らせする

そして翌日である元旦、学校運営の政府方針が変わったことを受け、

  • 1/4からはキーワーカーの子供たち以外はHome Learningになる
  • Google Classroomを使っての授業プログラムを立案し、別途お知らせする

という内容のメールが届いていた。

日本ほど年末年始に重きを置く文化ではないものの、例年であればのんびり過ごしていたであろう大晦日と元旦といった節目の日にまで、政府や地区の発表に気を配り、その内容を整理して各家庭に遅滞なく連絡するというこの校長の勤勉さに、元旦の朝10時まで寝ていた私はなんともは頭が下がる思いである。

年始生まれの私はこの度晴れて45歳となり、巷でアラフィフと呼ばれる世代に到達した。
そんな記念すべきアラフィフのスタートは、コロナ対応のHome Learningでがっつり塗りつぶされてしまうことが確定してしまい、迫りくる小獣二匹の対応を想像するだけでウンザリしてしまうが、健康に過ごすことさえできれば後は何とでもなると思うので、楽観的に構えていこうと思う。
季節外れのマガモ一家が家の前の池にいるのを発見してしまったので、明日以降も目を光らせなくてはいかんし!

ということで今年もよろしくお願いします。
あ、なんか影が薄くなっていたBrexitはうまくいったみたいよ、よく知らないけど。 

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