人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

対決!政府の犬!!

国外からの果物は原則持ち込み禁止である。
年末の一時帰国の際、何も知らない奥様が強制隔離生活に備えしこたまフルーツを持ち込んだのだが、探知犬のビーグルちゃんにしっかり発見されて全て没収の憂き目にあったので、そのリベンジを本帰国のこの場所で!!



という事で、入国審査前のゴミ箱にLidlのミカンとバイバイ。
荷物の受け取りベルトコンベアで、来た来た〜、あのビーグルちゃんがまた来たよ〜!
そして早速私の荷物をクンクンし始めた。

さっきまでミカン入ってたからな、残り香があるんだろう。なかなか去らない。

 ねーよ!ミカンなんてねーよ!!
 全部捨てたわ!

と心で叫ぶ私。
何も無いと分かり一度去った農林水産省の手先。
しかし何故か再び検査員に連れて来られ、二度目のクンクン開始。

 ねーよ!ねーってばよ!
 去ね去ね!この、政府のイヌめが~!!

と心の中で叫ぶ私。
そして検査員の方の

 ご協力ありがとうございました〜


の言葉と共に再び去ったビーグルちゃん。
政府の犬へのリベンジ大成功、あらかじめ廃棄した私の完全勝利である。

もちろん気持ち的に勝っただけで、ミカンという個人資産を失ったのは私なので金銭的には負けなのかもしれないが、政府の犬に手柄を上げさせなかったという意味において完全に私の勝利である。

いやぁ~~~、実に清々しい本帰国ではないか。
そしてホテルにつき荷物を整理していたところ、驚きの物体と遭遇。


 ミカン1個とバナナ1本!

バナナに至ってはその存在を完全に忘れていた私。

 うーーーむ、完全勝利と思っていたリベンジは引き分けかもしれないな、、、

と後味の悪い勝利を噛みしめながら息子と食処分しました。
(注:私はワンちゃん大好きです)

 

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