親父超えの瞬間(娘編)
「子供はすぐ英語覚えちゃうよ」
というのは、友人になった中国人ママのお言葉。
「まあそうだろうな・・・」
と思っていたし、
「年内くらいには学校の友達ともお喋りしだすのかな?」
などと、子供の語学習得のスピードに関して漠然と想像していたのですが、思っていたよりも早く恐れていた瞬間が訪れました。。。
【私の英語能力 < 娘の英語能力】
の瞬間です。
もちろん、Reading、Writing、Speaking、Listening、Vocabularyといった、総合的な英語力で比べたら私のほうがまだまだ勝ってはいるのだけど、瞬間風速的に娘が私に勝った瞬間です。
何回「瞬間」言うねん、と言うくらい瞬間を乱用しておりますが、その瞬間は学校で開催された移動サーカスを見ているときに突如訪れました。
移動サーカスの演者は、司会、ピエロ、パフォーマー、の3役で組み立てられていて、司会とピエロが各1名で、パフォーマーは5、6名。
パフォーマーの演技と演技の間には、裏方の人達が機材準備をパパッとこなすのですが、それには多少時間が必要。
司会とピエロが、観客を飽きさせないよう小芝居を打って、その間を繋いでいました。
司会「*BHTEDMPbへdとsmんsろpざszj」
ピエロ「vgrじぇlbj★ざsrgvじぇr!!?」
って感じで、私的には何言っとるかほとんど聞き取れんかったのですが、突然、
娘「ヒャハハハハ!!」
と、周囲の観客と同じタイミングで娘が笑いました。
司会とピエロの掛け合いを理解して笑ったのです。
私「え?なに?いま何て言ったか分かったの?なんか面白いこと言ったの??」
と、あまりにも早いその瞬間の訪れに若干ビビリながら娘に尋ねたところ、どうやらこんなやり取りがあった模様。
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観客にちょっかいを出していたピエロに対し、司会が
「そんなところでふざけるんじゃないよ!」
と注意。
ピエロが少し場所を移動してまた観客にちょっかいを出したので、
司会「ふざけるなと言ったでしょ!なぜ止めないの!」
と再び注意。すかさず、
ピエロ「あそこでやるなと言ったから、ここに移動したんじゃないか!?」
観客「笑い」
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うーむ、なるほど、、、行動ではなく場所を注意されたと勘違いしたってわけですな、ピエロさんが。
まあ、これは笑うだろうな、俺も、、、聞き取れたら笑うな。
日本で娘が通っていた近所の学童保育が、英語オンリーのところだったので、それも大いに関係しているのだろうけど、、、現地校通い始めてたった1ヶ月なのにそんなに上達しちゃうんだな、子供って。
なんか、人間ってやっぱ賢いんだなぁ・・・と、近頃良く思う。
そういえば教会で知り合いになったD爺曰く「突然堰を切ったように英語を話し出すよ」とのことであったのだが、もうすでに娘の英語堰にはヒビが入ってるような、、、そんな気がした瞬間でもありました。
4. Oct. 2019
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