木の枝の伐採に興奮するオヤジ
夏の終わり頃に大家さんから話のあった木の枝の伐採。
これで今年は秋の落葉無間地獄から解放される!
と思っていたのだけど、何度か事前見積もりに来た業者さんが実際に伐採しに来てくれたのは、すっかり落葉しきった12月半ばくらい。
がっつり落葉無間地獄の刑を食らった後であった。。。
ちょうど子供らを学校に送っていく朝8時半くらいに業者さんがやってきた。
子供らを学校に送って帰宅するといつも大体9時前後。
この日も同じくらいに帰宅したところ、家の前には伐採中のサインと共に、既に何本かの枝が・・・!!
カットの様子を是非見ておきたく、そそくさと庭に出てみた。
木に登っているのは一人。
片手に小型のチェーンソーを持って、命綱を使ってヒョイヒョイと枝の上を移動しながら、なんとも器用に枝をバンバン切り落としていくではないか!
下で待ち構えている二人が落ちた枝を運ぶ。
枝のままじゃかさばるので砕いてウッドチップ状にして運ぶみたいなのだけど、このマシンがまた凄かった。
まるでマシンガンである。
こんなん初めて見たわー。
日本でも伐採業者はこういうの持ってたりするんだろうか??
作業は10時には終了。
ほんの一時間ほどでカット作業は終わったのだけど、なかなかの見ごたえであった。
枝剪定後の木を見ても、枝は普通に残っていたので
え?これで切ったの?
という感じだったけど、ビフォーアフター比較をすると結構な枝が減っているのが分かる。
これで今年の秋の落葉落枝は大幅に減ってくれることを期待したい。
そして案の定、切り落とした枝の片づけはめちゃくちゃ雑だったので、黙々と追加の後片付けをする私なのであった。
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再び学校クローズ
12月20日に再々ロックダウンということでクリスマス休暇のお楽しみが消滅。
ロックダウンとは言え、その後もサービスを縮小して営業継続してた店は多くあったため、さほど人出は減らず、結果感染者数も減らず仕舞い。
減らず仕舞いっていうか、、、なんか逆に増加傾向が見えてきてたりして、そんな状況を受けて12月30日に追加規制の発表があった。
ロンドンは年始からの学校を閉鎖する(一部地域除く)
だそう。
うわ~マジか~~~・・・
と思ったわけですが、同時に
一部地域ってどこやねん?
というのも超気になったわけです。
この発表の前日、私が住む地区の役所と、医療機関であるNHSの連名で、
New Malden の感染者数が激増しています!
不要不急の外出は控えてください!
という内容の、わざわざNew Malden仕様で刷った警告チラシが投函されたりしてたので、
あんなチラシ来てたし、うちは絶対閉校地域だよな~・・・
と思っていたのだけど、調べてみたらなんと開校地域に該当していた!マジ?!
私が住んでいる New Malden があるのは Kingston upon Thames という地区で、ロンドンマップ上で左下に位置する灰色の地域。
住所的にはロンドンの隣のサリー州に当たるのだけど、なぜか行政上はロンドンの一部になっている。
なんでそんなややこしいことになってるのか細かい経緯は知らないんだけど、
サリー州だから閉鎖しないのかな?
なんて考えて勝手に納得すると同時に、
でも、隣接地区は完全にロンドンで閉校地域だし、
そこから学校に通ってる職員も生徒も沢山いるよな・・・
という疑問も生じた。
私なんぞが思いつく疑問点なわけだから、当然同じ疑問を持った人は沢山いたようで、学校継続となった地区の区長たちも、この斑目対策に反発したそう。
で、結局元旦に新たな報道が出て、
ロンドンは年始からの学校を全域で閉鎖する
という内容に改められた。
まあ妥当な方針変更だよな、と思うわけですが、そんな中で娘の通うJunior Schoolの校長のスピーディな対応がなんとも素晴らしいなと感じた。
30日夕刻の報道を受け、翌日の31日に校長から各家庭への連絡メールが発信され、その概要は以下。
- 政府決定の通り、我が校は1/4から開校予定です
- ただ、他地域から通う生徒も職員も我が校には大勢いて、それは我が校だけの事情ではなく、この点について現在検討中と聞いている
- 現時点ではこれ以上の情報は無いため、新たな更新情報があり次第、改めてお知らせする
そして翌日である元旦、学校運営の政府方針が変わったことを受け、
- 1/4からはキーワーカーの子供たち以外はHome Learningになる
- Google Classroomを使っての授業プログラムを立案し、別途お知らせする
という内容のメールが届いていた。
日本ほど年末年始に重きを置く文化ではないものの、例年であればのんびり過ごしていたであろう大晦日と元旦といった節目の日にまで、政府や地区の発表に気を配り、その内容を整理して各家庭に遅滞なく連絡するというこの校長の勤勉さに、元旦の朝10時まで寝ていた私はなんともは頭が下がる思いである。
年始生まれの私はこの度晴れて45歳となり、巷でアラフィフと呼ばれる世代に到達した。
そんな記念すべきアラフィフのスタートは、コロナ対応のHome Learningでがっつり塗りつぶされてしまうことが確定してしまい、迫りくる小獣二匹の対応を想像するだけでウンザリしてしまうが、健康に過ごすことさえできれば後は何とでもなると思うので、楽観的に構えていこうと思う。
季節外れのマガモ一家が家の前の池にいるのを発見してしまったので、明日以降も目を光らせなくてはいかんし!
ということで今年もよろしくお願いします。
あ、なんか影が薄くなっていたBrexitはうまくいったみたいよ、よく知らないけど。
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隣人達からのクリスマスカード
渡英して今の家に引っ越してきた時、近隣の方々から2、3通ほどWelcomeカードをいただいた。
当初、この界隈だけの文化かと勘違いしていたのだけど、英国はグリーティングカードのやり取りが盛んで、Card Factory などの専門チェーン店まであったりする。
今の時期は、クリスマスカードのやりとりが日本の年賀状的な感じで盛んで、12月中旬以降、うちの子供らも毎日のように同級生からクリスマスカードを貰って来ていた。
うちの奥様と言えば、今年の1月中旬くらいに安売りされていた(まあまあ豪華な)クリスマスカードを今回向けにしっかり確保なさっていて、主要な交流相手の方々にはそのカードに加え、近頃の趣味のように作りまくっている布マスクをご家族分添えて手渡ししたり郵送したりしていた。
早いもので渡英後2回目のクリスマスである。
1年半くらい経ったわけで、
名前は知らないけど会えば挨拶を交わす
そういった顔見知りレベルの隣人たちも増え、今年はその方々からもクリスマスカードを頂いている。
当然ながら(奥様が)お返しのカードを書くのだけども、、、困ったケースが目下2つほど発生している。
1つ目は「どこの住人かわからない」問題。
隣人とのクリスマスカードのやり取りで、わざわざ切手貼って郵送すなんてことはしないので、皆さん手持ちで直接うちに投函してくれるのだが、封筒にもカードにも住所記載が無いものがある。
名前だけ書かれていて、何番のお宅なのかが分からないのでお返しのカード投函ができないわけだ。
休職前、会社で電話を取ったときに、
「スズキ(仮)だけどサトウ(仮)くんいる?」
みたいに、所属を言わずに私の上司に電話を掛けてくる人が時たまいたのを思い出す。
私の上司を❝くん付け❞で呼ぶ時点で、きっと私の上司よりかなり偉いわけで、
「いや、俺あんた知らんし!」
などとは口が裂けても言えない。
とりあえず不在を伝えて後で上司に連絡したらそのスズキ(仮)さんはメチャメチャえらい役員だったりして、知らない私の方がまずいのか??と思っちゃったりしたこともあったのだが、、、まあ名前だけじゃ情報が不足することも人とのやり取りの中では多いのだ。
我が家は敷地内に20軒くらいの戸建てがある場所なので、この20軒のうちのどこかなのだけど、、、当てずっぽうで投函するわけにもいかんしどうしたもんか。これは、長年ここにお住いの隣のM婦に聞くしかないかな?
そして2つ目。
これは隣のM婦もそうなのだけど「字のクセがすごい!!」問題。
手紙みたいにそこそこの長文が書かれていたら、他のワードの筆跡と比較しながら解読できたりするんだけど、クリスマスカードって簡単な挨拶しか書いてないからヒントが非常に少なくてマジ解読不能。
しかもそれが名前だったりするので、返事のカード書く際に結構困る。
1通目は読みにくいが多分、Lorraineだと思う。
この程度の乱れであれば、ヒントが少なくても推測して、さらにこんな名前があるかググって確認すれば解決できる。
2通目は読みにくくて、想像すら出来ない。
Cかな・・・?Cで始まって、lyで終わる名前かな・・・?
なんだろう、、、全然思いつかんな・・・。
これはもうネイティブに見てもらうしかないな、ということで、たまたま数日前にD爺夫妻とZoomでお喋りする機会があったので、その際にこのカードを見せて読めるか聞いてみたら、
D爺「Uhhhm... Big mystery...」
と言われ爆笑してしまった。D爺も、奥さんのC婦も読めず、予想もつかないそうで、C婦には、
多分、イギリスで一般的じゃない名前だと思うわ。
家分かってるなら、子供凸らせて名前聞かせればいいのよ!
となかなかハードル高い解決策を提案されたりしたのだが、これもまた隣のM婦に1つ目の件と併せて聞くのが良いかな?と思っている。
で、D爺曰く、
英国人の間でもこういうことは珍しくない
そうだ。
言われてみれば思い当たることがあって、字のクセがすごい郵便物が、これまでに3回我が家に誤配送されてきたことがある。
3回とも同じ差出人からのものなのだけど、宛名のクセがすごくてうちの住所と勘違いされてしまうようで、先日もクリスマスカードらしきものが我が家に舞い込んできてた。私の手で再度ポスト投函して、その後のことは知らないのだけど、、、
字のクセがすごいことが原因で、正しく届いていない郵便物って、
この国全体で見たら結構あるんじゃないかな・・・?
などと思ってしまった。
郵便物の宛名は、筆記体ではなくブロック体で書くように!
と、ボリジョンとかロイヤルメールの偉い人にお触れでも出して貰いたい、そんなことを思うメリークリスマスである。
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クリスマスジャンパーという文化
今年は残念ながら中止になったのだけど、子供らの学校でクリスマスフェアがある。
フェアの内容はいわゆるバザーで、中古のおもちゃ、お下がりの制服、Decorated Jam Jars(ジャムの空瓶におもちゃや飴などをぎっしり詰め込んだもの)や、手作りのお菓子などが販売され、その売り上げは全て学校に寄付されるというイベントになっている。
去年、その手伝いで学校に行った際、結構な人数が露骨なクリスマスデザインのセーターを着ていて面食らったことがあった。
イギリスではセーターのことをジャンパーと言うようで、そのクリスマスデザインのセーターは「クリスマスジャンパー」と呼ばれ、この時期にこれを着るのが英国文化だそうな。
このクリスマスジャンパーであるが、一言でいうと
イタい
のだ。・・・いや、もう一言付け加えずにおれない、
すごいイタい
のだ。・・・うーむ、しつこいかもしれないが、もう一声言いたい、
もーーーのすごくイタい!!
のである。
さらに言ってしまえば、マトモな神経では決して生み出すことのできないくらいイタ過ぎるデザインなのだ。
今の時期、ASDAやTESCOといったスーパーの衣類売り場にも専用のコーナーができたりして、最初はこのイタ過ぎるクリスマスセールの光景に違和感を覚えたりしたのだが、、、今ではすっかり見慣れてしまって何も感じなくなってしまった。
このクリスマスジャンパーについてちょっと調べてみたところ、、、
- もともとは子供達が祖父母からのクリスマスプレゼントとして、こういった超ダサい手編みのセーターを貰うという習慣があった
- それを貰って無理やり着させられていた子供達にとっては黒歴史的な思い出にしかならなかった
- 1980年代あたりから、逆にそれを楽しもうという発想が出てきた
- このダサいセーターを着て募金するっていうチャリティー活動として根付いた
といった流れで、最近根付いた文化らしい。
ダサさを楽しむという、あえて常識と真逆のベクトルを行くクリスマスジャンパーは
ダサければダサいほど素晴らしい
というアレな価値観がまかり通っており、
一人で着るのは勇気がいるが、みんなで着れば怖くない!
という集団心理が見え隠れする。
今年、学校のクリスマスフェアは中止になったが、クリスマスジャンパーでの登校イベントは例年通り執り行われ、我が子達も超ダサいクリスマスジャンパーを超ノリノリで着用していた。
学校の送迎時には超ダサいクリジャンを着こんだチルドレンが学校周りに溢れかえっていた。
チルドレンだけじゃなくティーチャー達も全員クリジャン。
中にはツリー模様で電飾までついているクリジャンもある。
そしてそんな盛り上がる姿を見て、常日頃から集団心理に影響されまくる私は思ってしまったのだ、
・・・なんか、ちょっと、俺も着てみたい
と。
そして、どうせ着るなら、思いっきりぶっ飛んだやつを着てみたいのだ。
今年は残念ながら着るチャンスは無いが、アグリークリスマススーツなんかぶっ飛びすぎてて面白い。
そして、なんだかもう、このスーツがちょっとカッコよく見えてきたりしている自分がいる。。。
集団心理って恐ろし~。
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D爺からのプレゼント
先日ミシンを購入した奥様は、暇を見つけては布マスクを作っておられ、そのマスクを知人にプレゼントするというのを繰り返している。
ゴムの付け根に相手のイニシャルの入ったビーズをつけるというサービスっぷりで、受け取った相手からはなかなかの好評をいただいており、その評価が制作意欲に拍車をかけているのか、ミシンを買った10月末からこれまでの1カ月半くらいの間に、コツコツと恐らく50枚くらいは作ったんじゃなかろうか・・・。
そんなマスクを配った相手の中に、昨年、私が教会の掃除を手伝った際に知り合ったD爺もいる。
先日、買い物のついでにD爺の家に立ち寄り、クリスマスカードとマスクを添えて投函してきた。
その後特に反応は無かったのだけど、数日後、
ピンポーン
とインタホンが鳴って出てみるとD爺がお返しのプレゼントを持って立っていてビックリ。
コロナ禍を異国で過ごす我々が元気にしているかを、ありがたいことに気にかけてくれているようで、最初のロックダウン明けにも一度今日のような突然の訪問があった。
その時は
「リッチモンドパークまで歩く用事があってその途中に寄ってみたよ」
と言っていて、そんな気持ちがありがたかった一方で、
え!?D爺リッチモンドパークまで歩くん?!
と、元気すぎる老人を目の当たりにした驚きの方がデカかったりしたのだけど、まあそれ以来なので3カ月ぶりくらいの再会といったところ。
D爺がくれたプレゼントは、うちの子供たち向けの本だったので、包装は解かずにクリスマスツリーの下に置いておいた。
子供らが学校から戻った後、予想通り下の小僧がすぐに発見し、
「あ!!なんかある!!!」
と興奮の雄たけび。
D爺からのプレゼントの本であることを伝え、包装を解いたところ出てきたのは児童向けの「聖書」であった。
難しい単語はあまり使われておらず、キレイな絵も多くて、なんだか絵本のような聖書である。
へーーー!こんなのあるんだ!?
と思わず感心してしまった。
D爺は以前、非ネイティブの近所の子供達に英語を教えていた経験があるらしく、これまでもうちの子たちにこういった児童向けの語学教材をいくつかプレゼントしてくれたことがあった。今回もなんともD爺らしいありがたいプレゼントである。
息子の方は本だったので少々がっかりしていたが、娘の方は興味を持ったようでさっそく読み始め、
「これ面白い!凄い面白い!」
と言いながらグイグイ読んでいた。
子供の吸収力ってホントにすごいな・・・
と、私はなんかちょっと引いてしまった。
こういう時のリアルな反応に「引いちゃう」ってのがあるんだな。。。
児童向けとはいえ英語の聖書をグイグイ読む娘の姿を見て、
英語能力の伸びは素晴らしいけど、
それと引き換えに停滞してしまっている力もきっとあるんだろうなぁ~
と思う一方で、
そんなん気にしててもしょうがないか~
と楽観的に思ったり、
でもまあ、こういう子供の成長をはっきりと見られるのはハッピーなことだよな~
などと思ったり、しみじみ。
D爺とは、玄関先でソーシャルディスタンスをとりながら、妻も交えて15分ほど会話した。そして、
「正常に戻ったらまた家族でうちに遊びに来るといい」
と言ってD爺は帰っていった。
ワクチン接種も始まったことだし、来年の春くらいには実現できるといいな、と思うが、、、さてさて、どうなることだろうか。
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ロンドン海釣りまとめ(2020年 後編)
G.キングスレイ・ウォードという方の著書『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』に
私はつくづくと思う。機会があるうちに子供たちを釣りに連れて行くことよりも大切なことはこの世にいくつもない!
という一節がある。
この一節に結構ズキューーーンとハートを撃ち抜かれちゃった私としては、是非とも機会があるうちに海釣りに我が子たちを何度も何度も連れて行きたいと思っている。。。のだが、30分以上のドライブは酔い止め無しでは耐えられないほど乗り物酔いのひどい我が子達なので、なかなか満足行くレベルで魚釣りに連れて行くということはできていない。ザリガニ釣りは日本で毎週のように行っていたけども。。。
ということで単独釣行ばかりでしたが、今年はかな~~~り楽しませてもらったブライトンマリーナでのサバ釣り。
コロナなど無かった去年の平日、奥様はロンドン中心地へ出勤、私は子供の学校送迎、そんな外せない生活ルーチンがあったので私が釣行できるとしても、それは休職前同様に土日のみであった。
・・・が、コロナで奥様が在宅勤務となった今年、大分事情が変わった。
業務との折り合いさえつけば、朝夕の学校送迎を奥様が請け負ってくれたこともあり、潮加減の良い釣れそうな日が平日であってもブライトンマリーナに釣りに行っちゃったりしちゃったりできることが多かったのだっ!!
そのおかげもあって、今年はめちゃめちゃ釣ることができた。
青魚好きの私は、相変わらずサバばかり狙っているけど、サバが回って来ない待ちの時間帯はダツで遊べることがわかり、いつにも増して釣り場でせかせか動き回った。
今年の釣果データと、あと、ついでなので去年のデータも掘り返してまとめてみると、、、
2019年
8月24日 サバ7
8月25日 サバ1
8月31日 サバ4
2020年
7月20日 ボウズ
9月 8日 サバ35、ダツ1
9月11日 サバ16
9月18日 サバ16、ダツ6
9月29日 サバ53、ダツ3
日本同様にサバの群れが接岸してくるのは夏~秋。
釣ったサバは主に干物、しめ鯖、刺身、なめろう、といった形で食べる。
今年はめちゃめちゃ釣れたので、青魚を激しく好んで食すのが私だけの我が家で全部平らげるのは厳しいこともあり、子供の学校繋がり日本人ママさんたちにも結構配ったりした。
在英中にやっておきたかったことの一つに、
イギリスで釣った魚を知人に配る
なんてのもあったので、これは今年めでたく激しく達成。
あと、今年の大発見として外せないのが、ブライトンマリーナにある釣具店「Tacklebox」のFacebookページである。
釣り人が日々釣果速報を上げてくれているので、いつ、どこで、何が釣れた、という最新情報が簡単に手に入る。
この情報のおかげで今年はハズレ釣行が殆どなかった。
師走を迎えたこの時期にも
「なんかサバ戻ってきた!?釣れちゃったぜ!」
「ダツもたくさん釣れちゃったぜ~!」
といった防寒バッチリの英国アングラーたちの投稿がポツポツとアップされている。
しかし、もはや寒い中かじかむ手で釣りをするほどの根性は持ち合わせていないアラフィフ直前の私は、暖房のきいた室内でそのような投稿を見ながら
来年の夏も行かねばならんな~~!!
と、2021年のサバシーズンを待ち遠しく思うだけである。
ついうっかりそんな情報に釣られてブライトンマリーナくんだりまで出かけて行って、強風極寒の海風ぴゅーぴゅーな場所で長時間佇んで体調崩すような、身の丈以上の真似は絶対にしてはいけないのだ!
今年もあと20日少々、皆様も無理せずご自愛ください。
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ロンドン海釣りまとめ(2020年 前編)
ロンドンから行ける海釣りスポットで気になっていた所があり、ちょっくら現場調査してきたのでその情報の整理(前編)と、今年のブライトン釣果のまとめ(後編)。
結論から先に言うと、サバが釣れば万事ハッピーな私としては結局
ブライトンマリーナサイコー!
ということが再確認されただけではありましたが、現場を見てきたのはいずれもドーバー海峡に面する釣場で、フォークストンという港町と、サムファイア・ホウという海浜自然公園。
奥様が時々アシュフォードという街にあるアウトレットへ買い物に行きたいと仰せになるので、90分くらいかけて車で行くのだけど、そこからさらに30分ほど行くとドーバー海峡が望める。
ということで、奥様がアウトレットで買い物している間に、私だけそのまま移動して現場を見に行ってきたというわけだ。
①フォークストン
家から釣り場まで:車で2時間
駐車スペース:あるけど高い!一日止めたら£18!この時点でアウト!
釣料金:£5/Day
トイレ:釣り場近くにあり
軽食:釣り場近くにしこたまあり
Webで釣果を見る限り、ブライトンマリーナとほぼ同じ時期にサバが釣れている。
釣場としては我が家からの距離、費用、軽食などあらゆる面でブライトンマリーナに劣るので、私が釣りに行くのであればここではなくブライトンに行く。
ただ、港町の観光目的で来るのであればとてもいい雰囲気の町だった。
駐車場も、釣り場のすぐ近くは高いけども、釣り場から見える丘の上あたりまで行けば無料で止められるスペースがある。
20分くらい歩くので釣り具を持っての移動はしんどいけど、手ぶら観光であれば全然問題なく歩ける距離。
港町ならではの鮮魚店もあり、また、その鮮魚を売りにしたレストランとかカフェ、パブ的な店も沢山あって、一泊でお酒飲みながら海鮮堪能したいくらいの雰囲気の良さがある。
②サムファイア・ホウ
家から釣り場まで:車で2時間半
駐車スペース:あり、£2/Day
釣料金:£6/Day
トイレ:公園内にあり
軽食:公園内に小さな売店一つあり
フォークストンからさらに車で20分ほど。ドーバーの街のすぐそばにある海浜自然公園。ここもブライトンとほぼ同じ時期にサバが釣れている。
フォークストン同様、ブライトンマリーナに勝る要素が見当たらない、、、ので、私が釣りに行くのであれば、やはりここではなくブライトンに行くだろう。
自然公園なので、背後の白壁や、広々とした緑地など、自然を楽しみながら釣りをしたいのであれば非常にいいかも・・・と言いたいところだが、プライトンマリーナのEast Pierの景色も素晴らしい。ここを見に行った日は海が荒れてて釣り禁止になってたので釣り場付近までは行けなかったのだけど、、、やっぱりここで釣りすることは無いかな。
在英中にミーハー気分からやっておきたかったことの一つに、
ドーバー海峡の魚を釣って食べる!
というのがあった。ただ、今回の現場チェックで、
結局、ブライトンマリーナの釣り環境が抜群すぎる!!
という事実が強烈に再確認できてしまったので、この目標達成の難易度が一気に上がってしまった。
なぜなら私は損したくタチなのだ。そんじょそこらのレベルではない、猛~~~烈に損したくないタチなのだ。
だから、
なぜわざわざブライトンより遠くて高くて不便な釣り場に行かなくてはアカンのだ?
というタチの悪い考えが、今回芽生えてしまったわけだ。
もう、、、地球儀レベルの縮尺で見たら、ブライトンもドーバー海峡の一部にしか見えないわけで、実は既に目標は十二分に達成していたのではないかと言うことで、もうええわ!という気分である。
(後編へ続く)
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