人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

Hedgehog House 設置数日後・・・

何者かが中に侵入してキャットフードを平らげたHedgehog House。
その正体を突き止めるべく、ハウス周りにキャットフードをバラまき、

 必殺「ノートPC + USBカメラ」の監視セット

を設置して定点観測を数日に渡って続けた。

f:id:pondtaro:20201201081431p:plain f:id:pondtaro:20201201081450p:plain


しかし、カメラに映るのはロビンとマグパイばっかり。
ロビンは体が小さいので突いているだけで、がっつり食べることはできていない感じだが、マグパイなんかは明らかにつまんで持ち去っている。
ていうか、、、鳥なのにキャットフード食べるんだな・・・。

食べるとは言え、所詮は小型の鳥であり、食べたとしても数粒程度。
私がバラまいたのは鳥たちだけで食べきれる量ではないので、他に真犯人がいるはず!
一番の容疑者であったリスは、相変わらず庭によく出没するのだけど、どうやらキャットフードは好きではない?らしく、全く近寄ってこない。

 リスがシロだとすると、いったい犯人は誰だろうか??

となる。

犯人は、カメラ未設置の夜中~早朝にかけて犯行に及んでいることが多く、その姿はなかなか捉えられなかったのだが、しつこく定点観測を続け、とうとう白昼堂々犯行に及んだきゃつめの尻尾を掴んだ!

f:id:pondtaro:20201201081702p:plain f:id:pondtaro:20201201081714p:plain


それは!ななななんと!
ネコだった!
ま、まさかのネコである!!
きゃつだけにキャッツでもある。。。
私がこの数日せかせか手間暇かけてやっていた作業は全て、

ネコにキャットフードを与えていた!!

だけであった!
あ、あほ過ぎる~~~!!
灯台下暗し!!
ちょっと違うか!?

このヒョウ柄ベンガルっていうのかな?どこのネコちゃんかは知らないけど、よくこの付近をウロウロしている子だ。
ちょっとデカいのでこの子がハウスの中まで入って餌を平らげたとは考えにくいので、おそらく真犯人は他にいるのだと思う。。。が、映像では中に入り込もうとする素振りも見せているし、何とか入り込んで中の餌も食べたんだろうか??入り口の大きさをチョイチョイいじったりしてたしな、俺も。

しかし、ネコなんて呼び寄せちゃったらますますHedgehogなんてやって来るわけがない。
やっぱキャットフードは止めて、アマゾンでヘッジホッグ専用餌買お~~~。

f:id:pondtaro:20201201081956p:plain f:id:pondtaro:20201201082000p:plain

・・・と思いポチったら翌日すぐ届いた。さすがアマゾン。

f:id:pondtaro:20201201082011p:plain

ついでにHedgehogハウス2軒目も建築しちゃって、受け入れ態勢万全でっせ!
来るかな〜?来るかな〜??

 



にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)

秋の二大無間地獄(落葉と黒カビ)

シリウスプロキオンベテルギウス、言わずと知れた冬の大三角形

そんなのとは全く関係ない、個人的な秋の二大無間地獄のお話。
仰々しい言いぐさですが、去年のこの時期、初めて過ごす英国の秋に洗礼を受けた二つのことについて。

一つ目は落ち葉
10月末になると、庭の落ち葉が凄くなる。
本当に凄くてとんでもない量が落ちてくる。
大家さんによると、庭にそびえる落葉量が最も激しい木はスズカケというらしく、時々葉っぱどころか大枝まで落としてくる。
隣のお婆さんのお願いもあって、この木の枝をごっそりカットすることになっているのだが、それは葉っぱが落ち切った12月中旬に実施ということになった。
・・・なので、今年もしっかり落葉無間地獄の刑を食らっている。

f:id:pondtaro:20201127182740p:plain f:id:pondtaro:20201127182751p:plain


先週も落葉がすさまじく、掃いて集めてガーデン用のでっかいゴミ箱に突っ込んで、さらに6歳男児に上から踏みつけ圧縮させたってのに、ゴミ箱2本分で収まりきらんかった。。。
次回のGarden wasteの日まで回収お預けの落ち葉たちがまだ沢山残っている状態ではあるが、まあ、木に残っている葉っぱもかなり減ってきたので、とりあえず今年のピークは越えたかなと言うところである。


そしてこの時期、落葉無間地獄とは別にもう一つの無間地獄が始まる。
それは

 黒カビ無間地獄

だ。
去年もこの時期に寝室の壁に繁殖しだし、しばらく見て見ぬふりをしていたのだが、見ぬふりをし続けられるレベルをあっさり超えてしまったので、雑巾でこすったりして応急処置をしてみたものの、結局そんなんじゃ焼け石に水と言わんばかりに、あっっっという間に再び壁一面が黒カビだらけになった。。。

 こらあかんわ!

と思い、その寝室を放棄し、別の部屋で寝ることにしたのだけど、人が寝る部屋ってどうしても加湿とか暖房とかしちゃって黒カビが繁殖しやすい環境が整うようで、その部屋でも少ししたら黒カビが広がり始めた。

 これもあかんやんけ!!

ということで、先人の知恵に頼るべく渡英前からよく参考にさせて貰っている「ロンドンに住むことになりまして。」というブログで紹介されていたDettolのスプレーを購入し、カビキラー活動を行った。

f:id:pondtaro:20201127182807p:plain


 これが恐ろしいくらい効く!!

大げさでも何でもなく、吹きかけて5秒と経たずに黒カビがみるみる消えていく。
あまりにも即効性がパネェので、ただ白いスプレーかけてるだけなんじゃないかと疑がってしまうレベルである。

f:id:pondtaro:20201127182753p:plain f:id:pondtaro:20201127182800p:plain


一度このスプレーで掃除した後は、1.5~2カ月くらい黒カビの繁殖抑制効果があったので、バッチリ菌根までクラッシュしてくれてると信じて良さそう。
塩素臭も強烈なので「混ぜるな危険」であることも信じて良さそう。

黒カビにお困りの方、ぜひお試しください。
こっちのちょっと大きいスーパーなら簡単に手に入ります。

塩素の残り香もすごく、プールにいる気分になっちゃうので、がっつりカビキラー活動やる場合は午前中がお勧めです。
私は黒カビ退治後は、濡れ雑巾で壁を拭いて、一日中窓を開けて換気してます。
それでもその日の夜は若干塩素臭が残ります。。。

  

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)

Hedgehog Houseをこさえてみた

まだお目にかかったことは無いのだけど、イギリスの身近な野生動物でHedgehog(ハリネズミってのがいる。

New Malden界隈にも生息しているらしく、近隣コミュニティの投稿で

 「うちの庭にハリネズミが キタ━━━(゚∀゚).━━━!!! 」

ってのを見かけた。

その投稿主の写真や動画を見ると、思いっきり住宅地の家の庭に出没してて、、、だったら、うちの庭なんて向こう側は林とゴルフ場だし、ハウス設置したらやって来んじゃね??と思ったわけですよ。実際、キツネ、アナグマ、リス、モリアカネズミと言った小動物達がやってきているわけですし。

で、早速 Hedgehog House の作り方を検索してみたら、レンガで囲い作って天板置けばいいだけみたいで、、、

 こんなんだったら今日の今日で作れるじゃん!

ということで子供らと一緒に早速設置してみました。

f:id:pondtaro:20201123191127p:plain f:id:pondtaro:20201123191139p:plain
庭の奥の方(林側)に設置した方がいいのかもしれないけど、もし住み着いてくれたら絶対カメラ設置しないと気が済まないので、だったら家屋の近くの方が何かと都合が良いわけで、Hedgehogの勇気を信じて家のすぐそばに設置。

f:id:pondtaro:20201123191155p:plain

餌は取り敢えずアナグマ用に準備してあるキャットフード。
何者かが通過したらわかるように、入り口に枝を立てかけておいた。

f:id:pondtaro:20201123191215p:plain

そして数日経過し、どうやら何者かが侵入してキャットフードを平らげた模様。

・・・リスかな。
やっぱ我が家の餌強奪の常習犯、リスな気がする。
近頃庭にめっちゃ出没してるし。

しかも、アナグマハリネズミ襲って食べちゃうらしいんだよな。
うちの庭、アナグマ出没しちゃってるし、望み薄いかもしれんな。。。

f:id:pondtaro:20201123193416p:plain
とは思いつつも撤去する気はないので、合成画像のような絵が見られる日が来るまで気長に待ってみようかと思います。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)

続・渡英前に売り払ったもの

私のこの長々と書き綴る英国生活徒然草
時折奥様も見ているのだが、少しばかり問題が発生した。
私が先日投稿した渡英前に売り払ったもの一覧をご覧になられたようで、

「え!?これなんで売ってるの!?」

という品がそこに複数含まれていたようだ。
しかもメルカリの画面をそのまま貼ったので、ご丁寧にいくらで売ったかの証拠までバッチリ自ら流出させていて、もはや噓八百並べたてまつること能わずな状態。
さらには、

「うわっ!しかもこんな値段で売ってるやん?!」

ときたもんだ。
要するにピンチだ。ピンチである。

・・・でも問題ない。

f:id:pondtaro:20201118204401p:plain f:id:pondtaro:20201118204405p:plain

なぜなら以前読んだ心理学的な本に「女性は使えそうなものを捨てられない」といった事が書いてあり、こういう時どう言えば良いか私は知っているからだ。

私「また必要な時買えば良いじゃん!」

書いてあったことをそのまま言ってみた。

妻「はあ?

・・・どうやら失敗したようだ。

そもそも処分前の段階で言うべきフレーズであり、勝手に売り払ってしまって手元にない、処分後に言ったところで効果が無くて当然だ。
まあ、処分前であってもうちの奥様に通用したかどうかは怪しいが。

・・・でも問題ない。

なぜなら、こういうとき、あらゆる言い訳は火に油であることを私は知っているからだ。そして本で読んだわけじゃないけど、どういえば良いかも知っているからだ。

私「サーセン!」

妻「は?!


私「・・・す、すいません」

そしてあらゆる口撃に備え、私は貝になるのだ。

f:id:pondtaro:20201118204412j:plain

ちなみに男性は「使えないものを集める」そうだ。
確かにしょうもないキャラクターグッズとか集めちゃうな、、、何の役にも立たないのに。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)

国際郵便まとめ

あまり物資に困ることは無いのでさほど頻繁ではないのだけど、日本の両親から荷物を送っていただいたことがこの1年チョイで2回。
1回目と2回目の間が1年空いててやり方忘れちゃってて手間どったのでこれを機に整理してみた。

絶対に避けかったのは、

 税関で引っかかって追徴金払えの請求が届いて、
 結構なお値段払わないとその荷物を届けてもらえない・・・

という事態。

ありがたいことに、過去そういう事態に陥ってしまった方々が、その顛末をWeb上に残してくれていてるので、少しばかりググるだけで良質な情報が得られた。
しかも「どなたかのお役に立ちますように」的な慈悲深いコメントまで添えられていることが多い。
その志が慈悲深すぎて、ついうっかりその記事の主の信者になってしまいそうだ。

事前の下調べで回避可能な日々の小さな出来事に関しては、それで失敗してリカバリーに長時間を割くようなことはぜーーーったいに!極力!したくない!!そんなお年頃な私なので、ググった先人の経験談の内容をネチネチ読み解いた。
結果、かなり保守的な内容になってしまったが、日本からイギリスに荷物を送ってもらった際の段取りと小技のポイント4つまとめ。

1.内容物の値段設定

送った荷物が高価だと税関で引っかかる。

このHPによると、今のところ個人間ギフトは「内容物+送料の総額が£39以下」であれば関税はかからない。
£1≒130円として、総額5000円以内であれば引っかかることは無さそう。
ただ、半分くらい送料で持っていかれるので、余裕を見て内容物は2000円くらいに設定したい。
伝票作成時に内容物の品名、個数、値段を書く必要があるのだが、、、ここで、

 送る物品の値付けをいくらにすべきか?

という課題にぶち当たる。
関税なんて払いたくない、びた一文払いたくない。
でも買った時の値段をそのまま書いたらあっという間に閾値オーバーである。
・・・ていうか、そもそもこの値段の定義って何なの?

原価ですか?売値ですか?売値だとして店によってバラツキありますけど例えば高島屋の値段ですか?ヨドバシカメラの値段ですか?質屋の値段ですか?新品価格ですか?中古価格ですか?ヤフオク落札価格ですか?落札最安値ですか?平均値ですか?最高値ですか???いったいどれやねん??ああ~~~ん!?

こういう感じで明確な定義がされていない時は、都合のいいロジックで都合のいい値段を設定してしまえばいい、という逆ギレ論理展開で、

 万が一、税関で止められた時、その荷物を取り戻すために払ってもいい値段

として値付けしました。

f:id:pondtaro:20201115064424p:plain


するとなんということでしょう~、ほとんどのものが二束三文で良くなっちゃいました~。まあ、送って貰ったものも、大金払ってまで取り戻したいと思えない、そんな程度のものばかりだったりもしますが。。。

2.軽量化

国際郵便(国際eパケット、国際eパケットライト)の制限重量は、max 2kg。
欲しいものそのものだけが届けばいいのだから、商品の箱とか説明書なんかは破棄して軽量化。加えて開梱してしまえば新品じゃなくなるし、値段を安く設定する根拠にもなる。

3.伝票の内容品リスト

伝票の一部に内容品リストが印刷されるのだけど、目立つところに印刷されるのは上から順に6品目。7品目以降は別紙参照のような形で印刷される。
税関の現場の人たちがどんなチェックをしているのか?実際のところはわからないからここから先は想像。

日々大量の荷物が通関するわけだから、全数チェックなんて普通に考えて無理なので、おそらくランダムな抜取りチェック。
で、抜取りチェックも、全部細かく見るとは考えにくく、きっと伝票の目立つところにかかれている6品目をパッと見て、怪しい品目が目に留まったらより詳細に確認する、といった流れ。

この想像が正しいとすると、目立つところに印刷される6品目は、なるべく無難な品目になるようにした方が税関で引っかかるリスクも減るだろう、ということで、内容品リストも漫然と列挙するのではなく、無難なものから順番にリスト化する。
さらに品名もソフトな感じを心掛ける。例えば、medicine、medication とかは何となく嫌なので、tablet、powderのような表現にした。

あと、品目の詳細度。最初、「文房具10点」のような感じでざっくりと「stationery 10pcs」のように伝票を作ってみたのだけど、父が郵便局の受付で内容物をあらためられ、もう少し細かく書くように言われてしまい、やり直しになったことがある。
どうも受付の人によって対応の粒度は変化するようなのだけど、手戻りがあるのは非効率なので、最初っから細かく明細を作成しておくに限る

4.Web上でやれるところは自分でやる

人様にお任せする作業は極力単純化しておくのが失敗しない秘訣、だと思うので、荷物の梱包、計量、発送対応のように、日本にいないとできない物理的作業はどうしようもないけど、国際郵便のID作成~伝票作成までは、Webで全てできるので自分でやる。
生成されたPDFを発送してくれる両親に送って、それを印刷して郵便局に持って行ってもらうようにした。 

f:id:pondtaro:20201115064450p:plain f:id:pondtaro:20201115064503p:plain


ということで、どこまでこの方法が功を奏しているのかはわからないけども、2回とも無事税関で引っかかることなく届きました。
食品とかは一応ダメ?になっているようなのでこれまで送って貰ったことは無いのだけど、、、しれっと混ぜちゃっても大丈夫な気もするな。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)

コロナ感染疑惑とその対応3

今年のボンファイヤーは無し!ということで、代わりに花火衣装での登校日(Fireworks Mufti day)なるイベントが息子の学校で企画された。

Just because fireworks night is cancelled, doesn't mean you can't SHINE!
Dress up in your most sparkly clothes and be a firework for the day!

と学校から連絡があり、訳すと

花火が無くなったからと言ってあなたが輝けないわけじゃない!
思いっきり派手な格好でYOU打ち上っちゃいなよ!

って感じだと思う。

とりあえずチカチカした格好ならなんでも良さそうだったので、安売りしてたハロウィン衣装的なものを奥様が調達。

f:id:pondtaro:20201109185422p:plain


目を見張るほどキレイなうろこ雲を望むその日の朝、衣装を着た息子を送って帰宅して、1時間経過したころに、、、

ハイキターーー!マタキターーーー!!たーまやーーーー!!

見事に違う花火が打ちあがりました。
息子が学校で咳き込み始めたらしく、呼び出し & Covid testの受検指示!
これで通算三度目のコロナ疑惑早退である。。。

今回は迎えに行った時もまだ咳込んでいて、まあ確かにこれが続いてたら学校側も看過はできんわな・・・といったレベル。
疑わしいときはテスト結果が出るまで家族で自主隔離ということになっているので、Junior Schoolにいる娘も早退させるべく事務所に電話。
私の発音が悪かったせいで、最初娘ではなく違う子が事務員の方に正門まで連れて来られたりしたのだが、、、まあなんとか話が伝わって、訳もわからず早退させられた娘が正門に登場。そして開口一番、

 「え!!?また咳したの!??ちょっとーー!!我慢してよ!!
  わたし今日の給食楽しみだったのに!!(怒)」

と、食い気の理由で相当おかんむりであった。。。

息子が言うには、おやつの時間に学校で出たみかんを食べた後に咳が止まらなくなったそうで、そのみかんが緑色だったことが原因だと彼なりの謎な理由を述べていたのだが、娘をピックアップしたころにはすっかり咳が治まっていて、

 なんか、、、ミカンの果汁がむせ込みポイントにミラクルヒットした
 だけなんじゃないの・・・これ??

と思ったのだけど、テスト受けて陰性であることがはっきりしない限り再登校の許可は下りないわけで、もうご指示の通りまたあそこへ行くしかないわけだ。Covid Test Centre again である。

今回もすぐ予約できたのがトゥイッケナム・スタジアムだったのでそこへ行くことに。
6月に一度経験済みで、おおよその勝手もわかっていたこともあり、10時に学校から連絡が来て12時にはテストセンター着というスピード受検。
前回と検査キットが少し変わっていたけど、やることは一緒だったので、パパっと終了。

f:id:pondtaro:20201109185340p:plain


金曜日の昼12時に受検し、家族全員「陰性」の結果が届いたのが日曜日の早朝4時。
前回は27時間で結果が届いたけど、今回は40時間かかっていた。

ここ数日は毎日2万件超の新規感染者を連発しているし、、、やっぱり検査数も多くなっていて混雑しているのかな?などと平和なことを考えてしまう私はきっとゲーム脳

しかし、、、今回も検査場に行って思ったけど、あんな場所を国内に何カ所も設置するだけでなく、さらにそこに常時専門人員を配置して、検査キットも十分な数を準備して、、、この体制の実現には莫大な費用が掛かっているはず。なのに受検費用負担は0ってのはとんでもなく凄いことだなぁ・・・と。

前回のロックダウンと比べると今回の規制は大分緩い。
3月末の時、New Maldenの駅前はゴーストタウンのようになってたけど、今回は店もそれなりに開いているし、人出もロックダウン前後でさほど変わらない。

感染者数の数値が前回より多いのに、規制は緩い。

なんか、とても1ヵ月の期間限定ロックダウンで終わると思えないなぁ。。。終わってほしいけど。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)

魔法の言葉

ティンプトンウォースーズーペンレン!


文字にするとハリポタの呪文っぽいが、そうではない。
そうではないのだが、私にとっては幾度となくピンチを救ってくれた魔法の言葉だ。
一昨日、ある人達の表情を見て、ちょっとこの言葉を思い出した。

発端は、奥様がつい最近アマゾンでミシンを購入したことである。
以来、奥様は布マスク作りにハマってしまったようで、近所の生地屋で布やゴム紐といった材料をちょいちょい調達するようになった。
そんな中、間もなく2度目のロックダウン(11月5日から12月2日までの4週間)となることがボリジョンの口から明らかになり、この生地屋もその間営業停止となる。
材料が無くなりそうだったこともあり、買い物がてら子供らの下校時間に合わせて生地屋を訪れることにした。

店に着いてみると、やはり同じ事を考える方々はいるもんで、いつになく盛況。
入店可能な人数は決まっているので、店の前には7、8名の列ができていた。
こんな時期にわざわざ家族4人でぞろぞろ連れ立って入る必要もあるまいということで、私は息子を連れて一旦離脱。

生地屋から50mくらい離れたところに、ポケGOのジムがあったので、そこを討伐して時間を潰すことにした。

f:id:pondtaro:20201105175803j:plain


ポケモンジムがあったのは、電話ボックスを使ったアート的なものが設置されている場所で、ちょっとした撮影スポットになっている。
そこの脇で、息子と二人でスマホをバシバシとタップしまくっていた。

暫くして、通りがかったカップルが写真を撮り始めた。
別に珍しい光景ではない。
我々は気にも留めずスマホをバシバシタップ。

撮影を終えたカップルに、どこぞの社員証をぶら下げた青年二人組が近寄って何やら話しかけていた。
でも別にそんなの関係ないので引き続きスマホバシバシタップ。
ジムを守るポケモンが全てCP3000超えというツワモノぞろいでなかなか倒せない。

青年二人組がスマホで動画撮影を始め、カップルの女の子が何やらそのスマホに向ってしゃべり始めた。
何かの撮影だろうか?
再ロックダウンについてうんたらかんたら言ってるのだろうか?
この青年二人組は地域のラジオ局のクルーで、街角インタビューでもしているのだろうか?
・・・などと思いながら、ジムのポケモンを討伐すべくスマホをバシバシタップタップタップ!!
でもなんか変!!全然倒せない!!なんで?!?

女の子が1分ほど喋って撮影は終了。
そして青年二人組とカップルの間で、ご協力ありがとうございます、いえいえどういたしまして的な会話が交わされていた。
でもやはりそんな事はどうでもいい。
そんな事よりも目の前のジムのポケモンが全く倒せない。なぜだ?どうなってるんだこれは?
・・・どうやらポケモンの持ち主が倒されまいと抵抗しているようだ。
間違いなく私らが攻撃したそばから回復アイテムをポケモンに与えている。
CP3000超の強力ポケモンが6匹もいるので、回復されてしまうとキビシイ!
ドラクエ2のシドーがベホマ使うくらい厳しい!!根比べか!?
と思いながらスマホバシバシタップしていたら、不意に、、、

 「*jv@cbnlg??」

と話しかけられた。
声の方にスマホから目を移すとそこには先ほどの青年二人組。。。
私は瞬時に悟った。

 ・・・・・!??
 え!?何?
 君たち俺にあの女の子と同じことやらそうとしてる?!

 1分間のいきなりアドリブ英語スピーチやらせようとしてる!??
 ありえないでしょ!?ありえないよ!日本語でも無理だよ!

突然のピンチ襲来に、

 「I 'm not good at speaking English, sorry!!」

と素早く力強く返答。

f:id:pondtaro:20201105175957j:plain f:id:pondtaro:20201105175953j:plain


ピカチュウの「でんこうせっか」より速かった。
青年二人組は

 「Oh~」

と、納得と落胆が交じった表情を残して去っていった。
この表情を見て私は思った。

 「今のは、、、どこかで見たことのある表情だ」

と。そう、見たことがある、、、そういう表情見たことあるよ!
はるか昔、幾度となく見たことがある!

父の仕事の都合で少年時代を台湾で過ごしていたのだが、そこでも時々ではあるが不意に

 「+RGヴぉあM+rboedrえrsfv?」

と話しかけられることがあった。
おそらく私に道を聞いていたのだと思うが、当然私は相手が何を言っているのかさっぱりわからなかった。
そんな時、私は決まって

 「ティンプトン ウォースー ズーペンレン!(わかりません、僕日本人です!)」

という魔法の言葉を連発していた。それを言うと私に話しかけた方々は、

 「オオ~」

という言葉と共に去っていったものだが、、、思い出したよ!
その時の人たちと同じだよ!この青年二人組の表情!!

・・・でもそんなことはどうでもいい。
無事ピンチが去ったことに安堵し、再びロンドンの片隅でポケGOにいそしむ私なのであった。

※結局、回復アイテムを与え続ける主に根負けしてポケモンジムは倒せませんでした。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)