人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

チャリ盗難被害・・・かーらーのーリカバリーー

敷地内の数軒隣、徒歩10秒ところに日本人のご家族が昨年引っ越してこられ、そこにうちの娘より一つ年上の娘さんがいる。

我が家はプライベートエリア内なので基本的に車は通らないし、徒歩10秒だし、年齢も近いし、日本人だし、、などなど、これだけ材料がそろえば一緒に遊ばない訳が無いわけで、学校から帰ってきたらすぐにその子を息子が誘いに行くのが日常化している。

うちの娘と一つ違いとは思えぬほどしっかりした娘さんで、コロナの規制が緩和されたあたりから、ほぼ毎日のように我が家の姉弟はガッツリ遊んでもらっており、私的には

 マジでありがたいことこの上ない

状態なわけであり、ついうっかり保育料を支払ってしまいそうな心境だったりする。

まだ屋内で遊ぶのがNGだったころは、家の前のスペースで自転車を乗り回したり、うちのガレージから裏庭に抜けて遊んだりすることが多かった。

かなりの頻度で裏庭に出入りしていたので、ガレージの大扉をいちいち開閉するのは面倒だったこともあり、子供らが遊んでる時間帯は開けっ放しにして自由に行き来できるようにしていた。

ある日、遊び終えた娘が、

「パパ~、わたしの自転車どこかにしまった~!?」

と、尋ねてきた。

「え?何もしてないよ?」

と答え、同時に嫌な予感がしてガレージに置いてあった自転車を見に行ってみた所・・・

 じじじじじてんしゃが、なくなってるぅうううううーーーーーー!!

ではあーーりませんか!?

 しししししかも、折りたたみ自転車2台ともなくなってるぅぅうううううーーー!

ではあーーーりませぬかぁああ!!

プライベートエリアとは言え、いろんな業者が頻繁に出入りしており、自転車2台くらい軽く収まるサイズの中型サイズのバンなんかも珍しくない。

 プライベートエリア内の、ガレージの中に止めてある自転車なんて
 盗まれるわけがない!!

という謎の過信があったわけですが、見事にこの油断を付かれて持ち去られてしまった。

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1台はがっちり盗難防止ロックを掛けていたのだけど、そのロックごと持っていかれてしまっており、何かデカいものや動かせないものに縛り付けるように施錠しておかないと無意味ということのようである。。。

確かに、、、盗人的には持ち去った後にロックこわせばいいだけだものね・・・。

・・・で、しばしどうしたもんかと呆けていたわけですが、転んでもただでは起きぬ奥様が、

 確かクレジットカードで買ったものって
 盗難保険適用されるんじゃなかったっけ??

という、日々ボーっと生きている私では到底知りえぬことを思いだし、ちょっと調べてみた所確かにそういう付帯保険が存在していた。
2台ともAMEXで買ったのだけど、AMEXの場合は購入後90日以内であれば、一申請当たり£50の負担で保険が下りるとのこと!!
購入から2カ月ちょいのスピード盗難だったので、90日以内の条件に合致していたのが不幸中の幸いであった。

被害額をミニマイズすべく、早速申請に必要な書類の入手へ移った。
一番面倒臭そうだったのは、警察発行の盗難被害届の入手。
でもMetropolitan PoliceのWebフォームから被害状況を報告するだけで電子ファイルの盗難届が生成されたので、いちいち警察署的なところへ行く必要は無く、思っていたほどの手間もかからず容易にエビデンスゲット。

その後、AMEXから指示のあった保険会社宛に、必要書類一式(被害届と購入の記録)を添え、発見時の状況などWebフォームから申請し待つこと数日。。。
自宅ガレージからの盗難被害であり、こちらの管理に不十分な点は特に無いということで無事審査通過し、晴れて保険金が下りることに!!
これで自転車被害については一段落。

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盗難に遭ったのは子供用に買った「Bobbin」と、大人用に買った「Brompton」というブランドの自転車。
そこそこ値も張って、2台で£1300程度、日本円で約20万円といったところ。

しかもまだ買ったばかりでほぼ新品で状態も良好!
さぞかし盗人的には良い稼ぎになったであろう。

いずれもサイズ的には同じくらいで、サドル位置も簡単に調整可能。
子供用と大人用で2台買ったわけだけども、結局、大人も子供も区別なくどっちにも乗れていたので、利用者別で買った意味は大分薄れてしまっていた。

また、Bobbinは娘が乗っているとチェーンが外れることがやけに多かったり、折りたたんでも車のトランクにぎりぎり入らなかったり、と、後から購入したBromptonの方が色々な面で優れていて、

 先にBobbin買っちゃったの失敗だったかもなぁ~・・・

などと感じていたりした。

なので、今回盗まれて保険金が下り、一旦状況がリセットされたのはありがたい面も多かった、変な話ではあるけども。。。

そんな折、我が家からの盗難届をきっかけに、警察が防犯対策として近隣数軒に注意喚起の訪問をしていたらしく、我が家のチャリ盗難被害はお隣さんの知るところになった。

たまたま妻が隣の奥さんと会った時にこの話になったそうで、

 うちの娘が昔乗ってた自転車、もう全然使ってないからあげるわよ!

との申し出があり、なんと娘さんのお古の自転車を1台いただいてしまった・・・!!
Bobbinよりは若干小さいけども、娘の身長的にはちょうどいいサイズ。

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娘も大喜びしており、なぜか盗まれる前よりも状況が良くなるという、なんとも不思議でありがたい話である。

そして後日、AMEXの保険金が無事振り込まれた。

 いやぁ~よかったよかった、大損ぶっこくところだったわ~

と安堵しているところに、転んでもただでは起きぬ奥様から衝撃の一言。

「ああ~~!保険の申請に
 鍵の値段(£35)も含めとくべきだったぁ~~」


・・・さすがである。

ということで、近々Bromptonを1台再購入しようと検討中である。 

 

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