人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

暖房設備の動作不良が全然改善しない件(その1)

「寒くなる前にチェックしておこう」

と、転ばぬ先の杖精神で暖房を試運転してみた。

英国の多くの暖房設備がそうであるように、うちの暖房も温水循環のタイプ
日本で使ったことのある灯油や電気のタイプではないので、動作の仕組みも大分違う。

なんと!スイッチが4段階もある!!


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【第1段】大元のボイラーのスイッチ。これは屋外のガレージにある。これをONにしておかないと、温水は一切生成されないため、暖を取ることはできない(TVで例えるなら、コンセントを挿すか否かの部分に相当)。

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【第2段】
ON/OFFのコントローラパネル。二階の温水タンク付近にひっそり設置されている。当初なんのパネルなのか全くわからなかったのだが、ボイラーで温水生成する時間帯をここで設定するという、超重要なパネルである。ON/OFFの時間指定もできるし、常時ONの指定もできる(TVで例えるなら、リモコンでのON/OFF制御に相当)。


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【第3段】
サーモスタット(温度設定器)。一階のダイニングにあり、これでターゲット室温を設定する。20度とか25度とか。設定値より寒ければ暖房がつくし、暖かければ切れる。ただ、ダイニングの室温しか見てないので、他の部屋が寒くても、ダイニングが十分暖まったら、その時点で全部屋一括でOFFになってしまうという大雑把制御。

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【第4段】
各部屋のラジエータ(暖房器)に備わっているバルブ(暖房強度調節器)。暖房強度は0~6の目盛りで調節可能。0がOFFで、6がMAX。バルブ無しの常時ONタイプもあったりする。

 

暖を取りたい場合には、第1~4段の全てをONにする必要がある。
ビギナーである私がこの仕組みを把握するのは、なかなか大変であった。
最初はどうやったら暖房がOFFになるのかさっぱりわからなかったので、いちいち外に出てボイラーのスイッチをOFFにしていたくらいだ。


ある程度、暖房のメカニズムが把握できたところで、いよいよ動作確認をしたわけだが、第4段のバルブに不具合が多数ある模様・・・。
2階建てで部屋も多いので、ラジエータも10台以上あって、どれがどんな不具合なのかちゃんと整理しないと不動産屋とも話ができなさそうだったので、見取り図作って定点観測。
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・・・こういうのよくやったなぁ~、仕事で。
で、症状を整理すると、、、以下4パターン。


【暴走】目盛り0なのにずっと熱い。

【貧弱】目盛り6なのにメチャぬるい。
【沈黙】目盛り6なのに冷たいまま。
【スタミナ不足】目盛り6にすると熱くなるが、30分と経たずに冷たくなる。

困ったことに、【暴走】と【スタミナ不足】については、毎回再現するわけじゃなく、ちゃんと動いたり動かなかったり。。。こういうのも仕事で不具合検証するときに良くあったなぁ~、、、。再現性低い不具合って調べるのすげぇ困るんだよねぇ~、などと昔を思い出しつつ、とにかくこれじゃ冬は越せんな、と感じたので不動産屋さんへ連絡。すぐさま

「業者を手配しました。2,3日中に連絡が行くのでお待ちください」

と返答が来るも、業者さんからの連絡が1週間経っても来ない。
しょうがないのでこっちから直接業者さんへコンタクト。
そしたら

「今近くにいるから15分後に行く、大丈夫か?」

と。
おいおい、急だな全く。。。とはいえ既に1週経過していて早く見てもらいたかったので、そのまま来てもらって、簡単に症状を説明。

「見た感じバルブが古いね、全部取り替えたほうが良い。不動産屋と相談するから連絡待ってて。」

と。・・・うーん、なんか俺、結構細かく調べたのに、めっちゃ雑やん。
でもまあ、こっちは素人だし従うしかないか、、、ということで、その日は終了。
そしてまた連絡がない日々が続くのであった。。。(つづく)

18.Oct.2019

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