人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

EUROカップの決勝にEnglandが進むと・・・

最新(7/12付)のコロナ感染状況。

 日本:2032人(死者数6)
 英国:31375人(死者数26)

実に日本の10倍以上の感染者連日叩き出しまくっている英国ですが、そんなのどこ吹く風とばかりにここ最近はEUROカップでのEnglandの快進撃に沸いていました。

試合の日はスタジアムもパブも満員。
マスク?何それ状態で飛沫ぶっ飛ばしまくり。
ワクチンで死者数が激減したので、もはやイギリスでは

 コロナはただの風邪!

としか見られていない、そんな風にすら感じてしまいます。

一方、日本はオリンピック無観客化、緊急事態宣言といった施策は打っているものの、まだまだ対策不十分という体の報道で埋め尽くされていて、兜の緒を締めまくる状態。

 ゼロじゃないと気が済まない品質フェチな日本人

ってのは、ある種の病気じゃないかと前々から思っていたりします。
まあ、これが日本の長所でもあり短所でもあるんだろうけど、ここ英国とのコントラストが濃すぎるので

 英国はワクチン接種が進んでいるから

という一言では片付けられぬほどの国民意識の差を強く感じていて、なんだか日本の状況が滑稽にさえ思えてくる今日この頃です。

今後、日本でのワクチン接種が進んでも、意識の高い日本では、マスクを外しても後ろ指を指されない日が来るのだろうか・・・??
いったいこの意識の差はなんなんだろか??

極端な物言いになりますが、

 意識の高い国民が、弱い政策をカバーしているのが日本
 意識の低い国民を、強い政策がカバーしているのが英国

のように私は俯瞰しております。

 

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さて、Englandは55年ぶりの国際大会の決勝進出、対するイタリアは53年ぶりの優勝を目指す、とどちらも盛り上がりのための背景は十分。
数日前、ボリジョンが

 Englandが優勝したら月曜日は休みにする!

などと発言したことを受けて?なのかは分からないけど、子供らの学校にも勝戦に対する配慮の無さにクレームが入ったそうで、土曜日に校長先生からメールが届いた。
クレームの内容としては、

 決勝戦は日曜日の夜8時からであり、試合を見ていると子供たちが
 寝るのがいつもより遅くなる。
 歴史的な試合だというのに翌朝の学校はいつも通り開始なのか!?
 開始時間を遅らせるなどの配慮は無いのか!?

というもの・・・。

校長からのメールには何人かの親御さんからirritation(お叱り)を受けた的なことも書かれていたりして・・・、

うーーーむ、、、凄い、凄すぎるぜ、こんなこと言えちゃう感覚。。。
しかも攻撃する側に回ってお叱りしちゃってるとかって、、、。

学校側の回答は、

 学校の開始時間をずらすことで困る方もいらっしゃいますので、
 試合とは関係なくいつも通りの時間に授業は開始します。
 ただ、試合観戦で登校時間に影響がでる場合についても理解しますので、
 登校が遅れる場合はその旨学校まで連絡をお願いします。

という内容。

一部の困ったちゃんに対しても柔軟に対応するようで、これもちょっと驚きである。
遅刻公認になるほどサッカーの試合が重視されるとは。

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試合はPK戦までもつれ、イタリアが優勝。
いつも思うが、PKでの勝敗決着は残酷だ。
PK外した選手への誹謗中傷も問題になっていて、IQ低い輩が一定数いるというのもなんとも残念でもある。

そして今朝、娘のクラスはしっかり8人遅刻して来たそうな・・・。
うーーーむ、凄いな。。。
マジで遅刻してきちゃうとか、いろいろ凄いぜホントに。

新規感染者も「鰻上り」どころか、「昇り龍」とでも形容した方がいいような、そんな状況になりそうな気がします。

 

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