人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

フォニックス

は? フェニックスじゃなくて?

と、全然知らなかったので最初聞いた時そう思ったフォニックス
息子が昨年の9月、Year1として現地校通学を始めてから2,3カ月たった頃、

「クッ、アッ、トッ。クァット。」

という感じで、ある単語を見て発声した。
最初、何言っとんじゃコイツ??と思ったわけですが、その先にあった単語は、

 CAT

それを言うなら、

「シー、エー、ティー。キャット。」

じゃないのか?と、無知だった私はそう思ったわけです。

後に学校からのプリントやメールで知ることになったのですが、子供が習うアルファベットの発声練習法としてフォニックスなるものがあり、それを息子が授業で習っているそうだ。

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それまでも時折、解読不能な絵本を学校から持たされて来たことがあったのだけど、その絵本もFloppyシリーズというフォニックス学習用の絵本であったことが分かった。

Cat以外にも、基本的な単語である、He、She、Boy、Girl、Hand・・・などなど、全てをフォニックスで発声するようになった息子。そんな息子を見て

「・・・なんかすげ~な、こうやって正しい発音を身に付けるんだろうな。。。」

漠然とそう思っていたのだが、その後さらに驚いたのが、娘である。
娘の場合、Year4で現地校通いを始めたので、フォニックスを習うことは無い。

英語習得に当たってはそれがちょっとしたハンデになるのかな~?

などと思っていたのだけど、

フォニックスでしょ?全部知ってるよ。」

とおっしゃるわけですよ。

「お前ほんとかよ!?」

と思い、いくつか言わせてみると、確かに息子よりも沢山の発声を既に身に付けていてびっくり。しまいにゃYOUTUBEフォニックス発声動画に

「これ変だよ!言い方間違ってるよ!」

とダメだしする始末。
幼い頃、ドラクエ2のムーンブルク王女が最初からベホイミを使えるというチートっぷりにえらく驚いたもんだが、これもそのくらいの驚きだった。

渡英前、娘は近所の学童保育に通っていたのだけど、そこは保育士が全員英語ネイティブであることを売りにしている所で、そこでフォニックスも習っていたそうだ。全然知らんかったわ・・・。

半分近くはコロナで巣ごもりだったけど、現地校通いも1年が経ち、この9月頭から新しい学年が始まった。

英語に触れる機会が多いことはやはり子供たちの言語習得に大きく寄与しているようで、近頃はやかましいほど和英交じりで姉弟げんかの会話をするようになった。
まだまだレベルの幼い限られたフレーズだけではあるが、私には到底出せない発音と流暢さでお互いを罵り合う。

近い将来、家庭内の英語力格差がみるみる開いていくであろう絵を想像しながらも、いつも余りにもやかましいので、

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「やめんかバカタレども!!」

と、日本語丸出しで叱り飛ばす私なのだ。

 

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