人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

日英の学校事情比較

イギリスの学校制度は、日本のそれとは色々と違いがあって、その中でも一番驚いたのは、近所の公立校に必ずしも入れるわけではないと言うこと。小学生なのに・・・!!
学童が定員に達していれば、いかに近くに引っ越してきても、例えそれが隣であろうが、お向かいであろうが、その学校には通うことはできない。
観念して空きのある公立校へ通うか、私立校へ通うしかない(もしくは待機児童となるか)。

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また、学年制度が異なるのも大きな違いの一つ。
地域で差があったりするようなのだけど、概ね日本の学年との比較はこのようになる。

Infant School
 【4-5歳:年中:Reception】
 【5-6歳:年長:Year 1】
 【6-7歳:小1:Year 2】

Junior School
 【7-8歳:小2:Year 3】
 【8-9歳:小3:Year 4】
 【9-10歳:小4:Year 5】
 【10-11歳:小5:Year 6】

Infant Schoolで配られる書類に、“Reception”という単語がちょいちょい出てくるのだが、当初 “Reception” = 受付 と思い込んでいた私は、何回書類を読んでも意味不明で、結局学校の事務員の方に、

「このイベントの受付ってあるんすか?」

的な質問をしてしまうという、初心者あるある(私だけ?)をかまし、めでたく正しい理解にたどり着いたわけですが、なんと、4歳児から学童扱いになってしまうわけだ。そのため、日本では保育園児であった息子も今はSchoolという名の付く学び舎へ通う身である。

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メジャーな相違点の一つで、学年開始月が4月ではなく9月というのもある。
この影響で、4月~8月生まれの子供はイギリスに来ると学年が一つ繰り上がってしまう。。。
うちの子供らは二人ともこれに該当してしまっていて、年中だった息子はYear 1、小2だった娘はYear 4になった。

奥様が色々と奮闘してくれたおかげで、子供達は同敷地内にある Infant と Junior に入学することができ、家からも徒歩約10分という好条件。通学路の景観も美しいし、給食もあるし、一度の送迎で二人とも対応できるしで、通学事情はこれ以上ないくらい恵まれていると思う。
私自身がそうであったように、幼少期のこの海外生活が、我が子たちにとっても宝物となってくれることを願わずにはおれない、いや、ホントに。

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大怪我や病気をせずにこの生活を終えることができれば、それだけでマルモウケ!!だと思うので、調子に乗らず、油断せず、慎重に謙虚に過ごしていこう、、、と思いますが、季節の変わり目で家族全員やや体調崩し気味なここ1週間だったりします。