人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

子供がイギリスの現地校に入ると?

幼少の頃、父の仕事の関係で台湾は台北に8年半住んでいたことがあるのだけど、日本人学校に通い、日本人塾に通い、放課後遊ぶのも日本人。日本の民放のレンタルビデオ屋が、当時はそこかしこにあって、テレビもそればかりを見ていた。
当然の結果として、今も北京語は全く話せない。
そりゃ、バカとかウンコとか、小学生男子御用達の単語は覚えてはいるけども、こんなもの小学生男子から笑いを取るときしか使えない。

「ただ住んでいるだけでその国の言葉を話せるようになるわけではない」

という事実を、幼少の8年をかけて自ら証明してしまっている私としては、この度の英国生活においてもそのような過ちを繰り返してはいけないと強く思っている。

孫悟空モンキー・D・ルフィも数年間仲間と離れた後の再開時には激しくレベルアップしてきたわけで、私としても3年間の休職を認めてくれた会社に対し、何のスキルアップもせずにのほほーんと復職するようなことは失礼に当たると思っている。だからと言って舞空術とか覇気とか身につけられるわけではないので、現実的なところで英会話くらいはしっかり余裕でこなせるようになっておきたいし、この駐夫生活で達成すべき項目の一つだと考えている。

我が子達には将来、私と同じようなタラレバ感は味わって欲しくないとも感じていて、日本人学校ではなく現地校に入ってもらうことにしたのだけど、こっちでは9月から新学年と言うこともあり、保護者に対する年間カリキュラム説明の場があった。
開始が19時だったので、家族全員参加がOKなのかと思いきや、保護者のみと言うことで子供帯同での参加はNG。
妻が聞きに行けば理解できるのだろうけど、私がレベルアップするにはこういう場に積極的に飛び込んでいく必要がある!!

前述の通り「住んでるだけではダメ!」という素晴らしい向上心を抱き、カリキュラム説明に参加してきたわけだ。

そして飛び込んでみたまでは良いものの、予想通り開始の挨拶からサンドイッチマンの富沢状態。

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ちょっと何言ってるか分からない

みんな笑ってるけどなんかジョーク言ったの?
俺ちょっと何言ってるか分からないけど、きっと分ったとしても、笑いのツボが違うから、たぶん俺は笑わないと思うよ。
というか、「ちょっと」じゃなくって、全然わからないので、ミルコ・クロコップ状態のほうが正しいかもしれない。

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おまえは何を言っているんだ

こっちだな、こっちのほうがしっくり来るわ。

過去TOEICガリ勉していたおかげで、読解についてはそこそこ出来るので、ひたすらプロジェクタ投影されているパワポ読解に徹すること70分。その後、手も足も出ない苦痛の質疑応答タイムが20分ほど追加であり、90分で終了。・・・疲れた。これはマジで先が思いやられるな。

子供がイギリスの現地校に入ると、、、英語が出来ない親も超大変だということを今更ながら認識し骨身に沁みている今日この頃です。