分不相応な自家用車
だいぶ前ではありますが、車が来ました。
何事も、デザインより他の要素を重視する性格なので、日本では荷物運搬、維持費、価格などを重視して日産のCUBEを購入し、長らく乗っておりました。
が、東京に引っ越してからは駐車場代が高いし、月1、2回しか乗らないのに車検とか税金とか保険とか払わなあかんし、、、使用頻度に対する出費額が割に合わないと感じ始めたので売却。
それ以来5年ほど車の運転からは遠ざかっていたのですが、再び車の運転が日常となる生活が始まりました。
こっちで見かける車は当然ながら日本人の私からすると外車ばかり。
そんな中、隣の老婦の愛車がトヨタのヴィッツという点がツボだったりするのですが、ほんと車に関してはほとんど興味が無く、知識もないので、
「なんだこの盾みたいなロゴ?」
と思ったらそれがポルシェだったりして、、、いい年になったのに自分のアンテナの低さを色々と感じることが多いです。ぼーっと生きてきたんだなぁ、、、と。
さすがにベンツとかBMWとかは知ってましたが、アウディとかルノーとかは若干怪しかったりして、最近になってようやくハッキリ分かるようになりました。
でも未だによくわからないマークの車なんかも結構見かけます。
まあ、そもそも興味がないので、そんな感じなのかなと。
ていうか、ロゴじゃなくってちゃんと名乗って欲しいよね、
「俺シトロエン!」
「私プジョー!」
みたいな感じに。
で、言いたいのは、私の車に対する思い入れや興味が底辺レベルだということ。
そんな底辺レベルのおっさんからすると、宝の持ち腐れと言う他ない車を奥様が購入しはりました。レクサスですよ、レクサス。
さすがに新車ではなく中古なのですが、100均大好き、ポイントカードもポイントサイトも大好き、インドカレーレストランで無料ナンお替りしまくり、とまあそんな感性で生きてきた私なんぞが、レクサスに乗る日が来ようとは。
しかも購入した当の本人に運転するつもりが無いという・・・。
働き盛りの年代にも関わらず、平日の真昼間に、レクサスで、ロンドンなんていう聞こえのいい街をバンバン運転していると、分不相応の厚遇に不意に違和感を覚え、
「・・・これは本当に俺の人生なのだろうか??」
などと、奇妙な感覚に襲われたりします。マトリックスの世界じゃないよな??みたいに。
でも、行き先は近所のテスコとかアズダとかリデルとかがほとんどで、野菜とか牛乳とかチョコとかコーヒーとか、めちゃ庶民的な買い物をしまくるわけで、
「あぁ、やっぱりこれは現実なんだなぁ・・・」
と思い安堵するわけです。
多少なり会社から補助がいただけるのと、車自体があまり値下がりしない?らしいので、3年間キレイに乗って、帰国時に売却してプラマイ0みたいなのを目指したいなと思います。
31.Jul.2019
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