35年ぶりの再会
台北在住時代の知人と、ロンドンで再会しました。
父親同士が同じ職場だったことから、家族で交流が深かった方々。
どのくらいの深さの交流かと言うと、、、
現在は私の妻の実家のすぐそばにお住まいということもあり、数年前ほど前に一度家にお邪魔させてもらったのだけど、久しぶりだったものですから必要以上に盛り上がり、死ぬほど節操無く飲み食いさせてもらい騒ぎ散らしまして、その様はまるで大原部長邸の新年会にお邪魔した両津勘吉その人のようであった、
と自分自身で振り返ってしまうくらい、そのくらいの深さで交流がある方々です。
ちなみに、人生でその日のうちに二日酔いになってしまったのは、後にも先にもあの日だけである。あの頭痛はすごかった・・・。
んで、そこのおばさんと次女さん(とその子供達)が英国に旅行すると。20年くらいロンドンに住んでいる長女さんに会いに。
次女さんとは同級生で、昔からSNSで繋がっていて、私が渡英することも伝わっていて、だったらロンドンで会いましょうや、という運びになりまして、こりゃあ~お互いに滅多に無い機会だと言うことで待合わせして再会を果たしました。
我が家はロンドンではなく、厳密にはロンドン近郊。どこ住んでんの?って聞かれたら、いちいち厳密に言いたくないので、「ロンドンです!」って言ってしまうんだろうけど、まあそれで特段差し支えないと思うのだが、日本で例えるなら東京ではなく、川崎とでも言う感じだろうか、、、そんな距離感の場所。まだホンモノのロンドンは私にとっては未踏の地だったのだけど、渡英1ヶ月目にしてようやく本物のロンドンまでお上りする機会を得たわけです!
待ち合わせはウォータールー駅といって、何線か乗り入れているそこそこ大きい駅。
うちから最寄駅まで徒歩で約15分、そこからウォータールーまで25分。賞味1時間弱で到着。SNSで繋がっていればテキストで連絡も、通話もできるので、細かな待ち合わせ場所まで決めずとも容易に落ちあえる。私が二十歳前後のころは、日時場所をそれなりに正確にお互いに決めておかないと、落ち合えないことなんて全然不思議じゃなかったのだけど、今やお互い国外であっても待ち合わせに関してはストレスフリーだ。なんとも凄い時代だと思う。
長女さんとは実に35年ぶりの再会。
年上の頼りがいのあるお姉ちゃん、というイメージで止まったままだったのだけど、さすが35年ぶり、背丈も完全に逆転してました。すれ違っても絶対気付けないレベル。
35年ってあまりにも久しぶりすぎて、逆に何の感慨もなくって、なんか笑ってしまいました。
そして、次女さんの娘さん達にも久しぶりに会ったのだけど、数年前の私の両津勘吉っぷりはすっかり忘却のかなたのようでして、おじさんはチョイ消沈。
長女さんの先導でウォータールー駅付近を徘徊しながらしばし歓談。
テムズ川を初めて見た。結構水量があって、でも濁ってるので
これじゃあ魚は釣れないだろうな・・・
と、すぐ魚釣りに発想が飛ぶのは、釣り好きのサガですかね。
ロンドン・アイも。でも、俺の性格からしてきっと乗らない気がするな・・・。
はるばるサグラダファミリアへ行ったときも、わざわざ金払って中入りたいと思えず、外から見て満足してたしなぁ。
というか、なんか、あれから2ヶ月経つけど全然観光してないなぁ~。
子供が生まれる前に、旅行好きの妻に連れられてそれなりに海外旅行をしてしまっているからか、なかなかモチベーションが上がらない。子連れの旅行は大変なので、旅行どころか、子連れの外食すら敬遠してしまう体たらく。
あっちのスーパーより、こっちのスーパーの方がマッシュルーム20ペンスも安い!
とか、そんな半径3マイル(約5km)以内での出来事のほうがテンション上がったりする。このまま3年引きこもり太郎になってしまいそうだな・・・。
つかの間ではありましたが、貴重な旧知の方々との再会でした。
また帰国後に大阪で会う機会があるでしょう!でもそれより先にまたこっちで会ったりして!?
15.Aug.2019