渡英前の宿題（二郎系ラーメン）
ロンドンにも一風堂などメジャーなラーメン屋の支店があるようなのだけど、渡英後にそうホイホイ行けるわけでもなさそうだったし、お値段も当然ながらお高め設定のようだったので、日本にいるうちにラーメンは楽しんでおこうと思っていたわけで、今やラーメンと言えばラーメン二郎なわけで、行ける範囲で二郎系を攻めておいた記録。
私の二郎系デビューは遅く、２０１８年です。
独特の注文ルールがある二郎系の店舗は、未経験だった私にとっては
「変なこと言ったら笑われたり怒られたりするんじゃないのか？」
といった不安を覚えてしまうほど心理的な高い壁を感じていた世界であり、できれば最初は経験者の友人に連れて行って貰いたいなぁ、なんて甘っちょろいことを考えていたのですが、４０超えて忙しい盛りのおっさん世代にそんな暇な友人がいるわけもないし、ていうか私もわざわざ友人と待ち合わせとかキャピキャピしながら、しかも行き先がラーメン二郎とかキモイことしたくもないですし、このまま５０超えるのかなぁ、、、なんて思っていたのですが、その日は突如として訪れました。
私用で有給取得した際に、まだ行った事のなかった近所のラーメン屋で昼飯を済まそうと思い入ってみたところ、、、そこがなんと二郎系だったんですねぇ～～～。
注文のルールなど全く知らない状態でしたが、食券買ってカウンターに座って壁を見渡すと、なにやら注文のお作法に関するヘルプ情報がチョコチョコと壁に張られており、
「あれ？ここってもしかして二郎系ってやつ？なんか迷い込んじゃった？？」
という形でデビューと相成りました。
「麺でる」という店で、なんか商標でラーメン二郎と揉めたことがあるそうで、たぶん二郎ファンの間では有名なのではないかと思います。
デビューが二郎“系”の店だったので、渡英前にちゃんと二郎“直系”の店でも味わっておきたいと思い、ラーメン二郎 京急川崎店に訪問。
その後、武蔵小杉にある「こじろう526」も近所の二郎系と言うことで訪問しておきました。
なんか、この「こじろう526」は昔は二郎“直系”だったのだけど、“店主が厨房に立たなあかん！”っていうルールを違反して、その説明もミートホープの社長バリに曖昧だったそうで、本店と揉めた結果「破門」になった店らしい。破門された後だというのにこの店名、、、なかなか私のツボを刺激しますね。おちょくってるよね、確実に。ていうか破門とかあるんだな、、、二郎って。
で、私の好みの順で行くと、
でした。
「麺でる」のスープは醤油トンコツだそうで、味が濃くて美味しかった。
何より家から近かったこともあり、２ヶ月弱の間に３回訪問。
トッピングにカツオ節があったのもポイント高かった。
「ラーメン二郎（京急川崎）」は標準的な美味しさでした。
出口が店の奥にあって、ドライブスルーみたいに店内通り抜けるシステムが印象的だった。
「こじろう526」のスープは油が多すぎて、中年の胃粘膜には厳しい。
５ｍｍくらいの油層が、スープ表面に目視できるレベルだったのでちょっともう行かないかなぁ。
・・・と、こんなこと纏めていたら口内唾液の洪水がスゴイことになってきた。
とりあえず「麺でる」は日本帰ったら必ず行っておきたい店No.1にしておこう。
「ニンニク入れますかー」と言われたいし「野菜マシマシ、カツオ節マシマシ、あとカラメとニンニクで」と言いたい。
そして、、、書いていて一度ONになってしまったラーメンスイッチをOFFにするには食べるしかなく、もうどうにもならないわけで、辛抱たまらず貴重なカップ麺に手が伸びてしまった。。。全然足りないので乾麺茹でて替玉も。一玉じゃ足りなくて二玉も。スープが旨すぎるので捨てるのがもったいない。。。〆に雑炊でもしたいくらいだ。
久しぶりのお休みラーメンでした。
