人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

国際郵便まとめ

あまり物資に困ることは無いのでさほど頻繁ではないのだけど、日本の両親から荷物を送っていただいたことがこの1年チョイで2回。
1回目と2回目の間が1年空いててやり方忘れちゃってて手間どったのでこれを機に整理してみた。

絶対に避けかったのは、

 税関で引っかかって追徴金払えの請求が届いて、
 結構なお値段払わないとその荷物を届けてもらえない・・・

という事態。

ありがたいことに、過去そういう事態に陥ってしまった方々が、その顛末をWeb上に残してくれていてるので、少しばかりググるだけで良質な情報が得られた。
しかも「どなたかのお役に立ちますように」的な慈悲深いコメントまで添えられていることが多い。
その志が慈悲深すぎて、ついうっかりその記事の主の信者になってしまいそうだ。

事前の下調べで回避可能な日々の小さな出来事に関しては、それで失敗してリカバリーに長時間を割くようなことはぜーーーったいに!極力!したくない!!そんなお年頃な私なので、ググった先人の経験談の内容をネチネチ読み解いた。
結果、かなり保守的な内容になってしまったが、日本からイギリスに荷物を送ってもらった際の段取りと小技のポイント4つまとめ。

1.内容物の値段設定

送った荷物が高価だと税関で引っかかる。

このHPによると、今のところ個人間ギフトは「内容物+送料の総額が£39以下」であれば関税はかからない。
£1≒130円として、総額5000円以内であれば引っかかることは無さそう。
ただ、半分くらい送料で持っていかれるので、余裕を見て内容物は2000円くらいに設定したい。
伝票作成時に内容物の品名、個数、値段を書く必要があるのだが、、、ここで、

 送る物品の値付けをいくらにすべきか?

という課題にぶち当たる。
関税なんて払いたくない、びた一文払いたくない。
でも買った時の値段をそのまま書いたらあっという間に閾値オーバーである。
・・・ていうか、そもそもこの値段の定義って何なの?

原価ですか?売値ですか?売値だとして店によってバラツキありますけど例えば高島屋の値段ですか?ヨドバシカメラの値段ですか?質屋の値段ですか?新品価格ですか?中古価格ですか?ヤフオク落札価格ですか?落札最安値ですか?平均値ですか?最高値ですか???いったいどれやねん??ああ~~~ん!?

こういう感じで明確な定義がされていない時は、都合のいいロジックで都合のいい値段を設定してしまえばいい、という逆ギレ論理展開で、

 万が一、税関で止められた時、その荷物を取り戻すために払ってもいい値段

として値付けしました。

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するとなんということでしょう~、ほとんどのものが二束三文で良くなっちゃいました~。まあ、送って貰ったものも、大金払ってまで取り戻したいと思えない、そんな程度のものばかりだったりもしますが。。。

2.軽量化

国際郵便(国際eパケット、国際eパケットライト)の制限重量は、max 2kg。
欲しいものそのものだけが届けばいいのだから、商品の箱とか説明書なんかは破棄して軽量化。加えて開梱してしまえば新品じゃなくなるし、値段を安く設定する根拠にもなる。

3.伝票の内容品リスト

伝票の一部に内容品リストが印刷されるのだけど、目立つところに印刷されるのは上から順に6品目。7品目以降は別紙参照のような形で印刷される。
税関の現場の人たちがどんなチェックをしているのか?実際のところはわからないからここから先は想像。

日々大量の荷物が通関するわけだから、全数チェックなんて普通に考えて無理なので、おそらくランダムな抜取りチェック。
で、抜取りチェックも、全部細かく見るとは考えにくく、きっと伝票の目立つところにかかれている6品目をパッと見て、怪しい品目が目に留まったらより詳細に確認する、といった流れ。

この想像が正しいとすると、目立つところに印刷される6品目は、なるべく無難な品目になるようにした方が税関で引っかかるリスクも減るだろう、ということで、内容品リストも漫然と列挙するのではなく、無難なものから順番にリスト化する。
さらに品名もソフトな感じを心掛ける。例えば、medicine、medication とかは何となく嫌なので、tablet、powderのような表現にした。

あと、品目の詳細度。最初、「文房具10点」のような感じでざっくりと「stationery 10pcs」のように伝票を作ってみたのだけど、父が郵便局の受付で内容物をあらためられ、もう少し細かく書くように言われてしまい、やり直しになったことがある。
どうも受付の人によって対応の粒度は変化するようなのだけど、手戻りがあるのは非効率なので、最初っから細かく明細を作成しておくに限る

4.Web上でやれるところは自分でやる

人様にお任せする作業は極力単純化しておくのが失敗しない秘訣、だと思うので、荷物の梱包、計量、発送対応のように、日本にいないとできない物理的作業はどうしようもないけど、国際郵便のID作成~伝票作成までは、Webで全てできるので自分でやる。
生成されたPDFを発送してくれる両親に送って、それを印刷して郵便局に持って行ってもらうようにした。 

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ということで、どこまでこの方法が功を奏しているのかはわからないけども、2回とも無事税関で引っかかることなく届きました。
食品とかは一応ダメ?になっているようなのでこれまで送って貰ったことは無いのだけど、、、しれっと混ぜちゃっても大丈夫な気もするな。

 

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