推しビール
ビールが好きなので、ビールがとても好きなので、飲み会でも最初から最後までずっとビール飲んでるくらいビールが好きなので、完全にビールっ腹な私。
昔からビールが大好きだったのかというと実はそうでもなくて、
「あれ?なんかビールってうまいかもな・・・?」
と強く感じるようになったのは20後半あたりからで、丁度その時期に体験した約半年のドイツ出張による影響が大きい。
ドイツ出張当時、仕事帰りにその辺のレストランで食事を済ませていたのだが、ほぼほぼ毎回食前にヴァイツェンビール(500ml)、食中にへレスビール(500ml)、食後にピルスビール(330ml、なぜか割高)、という感じで飲み干す生活をしていた。
それまでは500mlの缶ビール飲んだらお腹いっぱいな感じだったのだけど、ヴァイツェンやへレスは日本のビールほど炭酸がきつくなかったからなのか、しょっちゅう飲んでるうちに毎日1リットル強のビールを普通に飲める体に変化してしまい、そんな体質変化と共に、
ドイツのビールは日本のビールより飲みやすくて美味い!
という価値観をバッチリ備えた
にわかドイツビールかぶれ野郎
と化して帰国した。
そして数年経った頃、職場の上司と先輩と3人で飲みに行った際に、とある店のスタッフが、
店「当店ではレーベンブロイの生を扱っております」
などと言うではないか!!
レーベンブロイは超有名なドイツビールで、私が初めて現地でこれを飲んだ時に、
私「おお!これは超うまいじゃん!?」
と感動したビールである。
缶や瓶のものは日本でも容易に入手できたので、帰国後にそれらを購入して試してみたのだが、やはり現地で飲んだ生ビールのレーベンブロイと比べると何だか物足りない感じが否めず、それ以降買うことは無かった。
日本ではもう飲めないだろな~
と諦めていたところに青天の霹靂一閃!である。
当然入れ食いで
私「レーベンブロイ超美味いんですよ!それ行きましょうそれ!
レーベンブロイ3つで!」
と、上司と先輩の意見も聞かずに乾杯ビールは3杯ともレーベンブロイをオーダー。
届いた生3つで乾杯して
私「いやぁ~、やっぱうまいっすねぇ~、レーベンブロイは。
これミュンヘンの老舗のやつなんですよ。知ってます?」
私「やはりドイツビールはおいしいですね」
私「ドイツのビールは自然体ですから!」
なんて感じでひたすらドイツビールのにわかうんちくを垂れながら1杯目を飲み干した。
そして2杯目を注文するときに驚愕の事実を店員さんから伝えられた。
店「すいません・・・、そちら
サントリーのモルツ でした。
大変失礼致しました💦」
私「・・・!!?」
なんでこんな事になったかというと、この店員さんが言うには、この店はオープン直後で、ホールスタッフが足りなくて、他店からも応援が来ていたそうで、彼はその応援の一人で、いつも勤務している店ではレーベンブロイが置いてあるそうで、、、
店「いつも勤務してる店のメニューと勘違いしてました、すいません・・・」
とのことであった。
そんな赤っ恥にもめげないおバカ舌の私ですが、最近はエールビールにかなり染まって来ている。
日本で売られているビールはほとんどピルスなのだけど、こっちで見かけるのはエールビールばっかりなので、かなり染まっている、、、というか、もう完全に染まっていると言ってしまっても過言ではないと思う。
エールビールにもどうやら種類があるようで、軽く調べてみた所
・ペールエール(PaleAle):英
・アンバーエール(Amber Ale):米
・ゴールデンエール(Golden Ale):独
のような分類があって、ここイギリス発祥のものはPaleAleらしい。
モルツとレーベンブロイを自慢げに間違えた時点で
「レーベンブロイ推し」
をする資格は失っておりますので、ここはすっぱりと切り替えて、今後は
「ペールエール推し」
で行きたいと思います。
ペールエール、アンバーエール、ゴールデンエールを識別できるか非常に不安ですがここは敢えて強気に、ご縁のあった英国発祥の「ペールエール」一択で。
いつか
※「好きなビールは?」
私「 ペ ー ル エ ー ル だ よ ! 」
という返しをして、聞いてくれた相手をぽかんとさせたいなと思います。
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