人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

推しビール

ビールが好きなので、ビールがとても好きなので、飲み会でも最初から最後までずっとビール飲んでるくらいビールが好きなので、完全にビールっ腹な私。

昔からビールが大好きだったのかというと実はそうでもなくて、

 「あれ?なんかビールってうまいかもな・・・?」

と強く感じるようになったのは20後半あたりからで、丁度その時期に体験した約半年のドイツ出張による影響が大きい。

ドイツ出張当時、仕事帰りにその辺のレストランで食事を済ませていたのだが、ほぼほぼ毎回食前にヴァイツェンビール(500ml)、食中にへレスビール(500ml)、食後にピルスビール(330ml、なぜか割高)、という感じで飲み干す生活をしていた。

それまでは500mlの缶ビール飲んだらお腹いっぱいな感じだったのだけど、ヴァイツェンやへレスは日本のビールほど炭酸がきつくなかったからなのか、しょっちゅう飲んでるうちに毎日1リットル強のビールを普通に飲める体に変化してしまい、そんな体質変化と共に、

 ドイツのビールは日本のビールより飲みやすくて美味い!

という価値観をバッチリ備えた

 にわかドイツビールかぶれ野郎

と化して帰国した。

そして数年経った頃、職場の上司と先輩と3人で飲みに行った際に、とある店のスタッフが、

 店「当店ではレーベンブロイの生を扱っております」

などと言うではないか!!
レーベンブロイは超有名なドイツビールで、私が初めて現地でこれを飲んだ時に、

 私「おお!これは超うまいじゃん!?」

と感動したビールである。

缶や瓶のものは日本でも容易に入手できたので、帰国後にそれらを購入して試してみたのだが、やはり現地で飲んだ生ビールのレーベンブロイと比べると何だか物足りない感じが否めず、それ以降買うことは無かった。

 日本ではもう飲めないだろな~

と諦めていたところに青天の霹靂一閃!である。
当然入れ食いで

 私「レーベンブロイ超美味いんですよ!それ行きましょうそれ!
   レーベンブロイ3つで!」


と、上司と先輩の意見も聞かずに乾杯ビールは3杯ともレーベンブロイをオーダー。
届いた生3つで乾杯して

 私「いやぁ~、やっぱうまいっすねぇ~、レーベンブロイは。
   これミュンヘンの老舗のやつなんですよ。知ってます?」


 私「やはりドイツビールはおいしいですね」


 私「ドイツのビールは自然体ですから!」


なんて感じでひたすらドイツビールのにわかうんちくを垂れながら1杯目を飲み干した。
そして2杯目を注文するときに驚愕の事実を店員さんから伝えられた。

 店「すいません・・・、そちら
   サントリーのモルツ でした。
   大変失礼致しました💦」


 私「・・・!!?」


なんでこんな事になったかというと、この店員さんが言うには、この店はオープン直後で、ホールスタッフが足りなくて、他店からも応援が来ていたそうで、彼はその応援の一人で、いつも勤務している店ではレーベンブロイが置いてあるそうで、、、

 店「いつも勤務してる店のメニューと勘違いしてました、すいません・・・」

とのことであった。

そんな赤っ恥にもめげないおバカ舌の私ですが、最近はエールビールにかなり染まって来ている。
日本で売られているビールはほとんどピルスなのだけど、こっちで見かけるのはエールビールばっかりなので、かなり染まっている、、、というか、もう完全に染まっていると言ってしまっても過言ではないと思う。

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エールビールにもどうやら種類があるようで、軽く調べてみた所

 ・ペールエール(PaleAle):英
 ・アンバーエール(Amber Ale):米
 ・ゴールデンエール(Golden Ale):独

のような分類があって、ここイギリス発祥のものはPaleAleらしい。
モルツとレーベンブロイを自慢げに間違えた時点で

 「レーベンブロイ推し」

をする資格は失っておりますので、ここはすっぱりと切り替えて、今後は

 「ペールエール推し」

で行きたいと思います。

ペールエール、アンバーエール、ゴールデンエールを識別できるか非常に不安ですがここは敢えて強気に、ご縁のあった英国発祥の「ペールエール」一択で。
いつか

 ※「好きなビールは?」
 私「 ペ ー ル エ ー ル だ よ ! 

という返しをして、聞いてくれた相手をぽかんとさせたいなと思います。

 

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