ハリーポッターを今さら鑑賞するまでの道のりが呪いのように長い(前編)
言わずと知れたハリーポッターシリーズ。
私も名前は当然知っているし、世界的に有名なのも知っている。
が、私はこのシリーズに大した興味はないので、内容についてはよく知らない。
イギリスに移り住むまで、この作品がイギリス生まれだということも知らなかった。
自信をもって知っていることを羅列してみてると、、、
ダニエルラドクリフが主人公のポッター役であること。他にもメインメンバーが二人いて、そのうち女の子役のエマワトソンはとても可愛いこと。でも、エマワトソンの役名は思い出せないし、もう一人の男の子については名前も役名も思い出せない、というか思い出すも何もそもそも知っていたかすら怪しい。メインメンバー3人の顔はわかる。あとみんな魔法使い。
・・・結局ほとんど知らないってことが改めて露呈されただけだが、こんなところで精一杯だ。
この国で日常を過ごしていると、日本にいた時よりもハリポタ関連のものが視界に入ってくることが多い気がする。まあ、単に、私が理解できるキャラクターがハリポタだけだから目に付くだけなのかも知れないが。
様々なキャラクターグッズがスーパーマーケットで日常的に売られていたり、ハロウィンや仮装登校日といったイベントのたびに登場キャラに扮する人がいたり、と言った感じである。
その結果、ハリポタが私の潜在意識にサブリミナル効果的に刷り込まれてしまったようで、少し前から
イギリスにいるうちに一度ちゃんとハリポタシリーズを見てみるのもいいかなー?
などと思うようになった。
何度か金曜ロードショーで放映された際に見ようとしたことはあるのだが、いつも途中でなにかしら邪魔が入ったりして、このシリーズの作品は一つも最初から最後まで見たことがない。
そして先日、たまたま買い出しに行ったASDAでDVDが売られているのを発見。
猛烈に見たいと思うほどではなかったのだが、値段が£5と安く、子供らと一緒に見れば、少なくともその間は幼獣どもも大人しくなるし、私もしっかり最初から最後まで見ることができる。これなら、一石二鳥くらいにはなりそうだったので、今更ながらシリーズ1作目の「ハリーポッターと賢者の石」を購入してみた。
購入し、早速子供らと鑑賞してみようと思い、日本から持ってきて1年以上眠ったままだったDVDプレーヤー引っ張り出してきて、いざ鑑賞すべくDVDをケースから取り出そうとしたのだが、、、
【第一の関門 ケースが開かない!】
赤い留め具があって、ぐりぐりやっても全然開かない。
押しても引いても全然開かない。
なんじゃこりゃぁ!?
強引に開けてディスクが傷ついても嫌なので、何とか開けようと格闘するものの、全然開かない。
結局ペンチとかマイナスドライバーとか持ってきて強引に開けたわけですが、開けてみたら引っ掛けツメがあるだけの超単純な構造のケース。
こ、こんな単純な構造のケースなのに、
ここまで立て付け悪く作り上げるのか??
こんな低クオリティで製造するのか??
いや、設計が悪いのか??
と、著しく低すぎるDVDケースの品質に驚愕・・・。
さらに、DVDを固定している引っ掛けツメもひどい!すんげー取り出しにくい!
これは私が買ったこのケースだけがこうなのか?
それとも他のケースも全部こんなに質が低いのか?
・・・この一品だけであって欲しい、あまりにもケースとしての品質が悪すぎる。。。
全てがこのクオリティなのであれば、日本なら必ず苦情が来るレベルであり、このような粗悪品ケースは二度と市場に出回ることはできないだろう。
というか、市場に出回る前に、企業内で出荷許可が下りない、そんなレベルである。
あ~~~びっくりした。
【第二の関門 再生できない!!】
どうにかDVDをケースから救出し、次は日本から持ってきたDVDプレーヤーを開梱。
持ってきたは良いものの、この1年間使う機会もなく梱包したままだったので、そのまま帰国するまで使うことは無いかな~、なんて思っていたのだけど、これを機に開梱し、起動させようと変圧器に繋いだらブレーカーが落ちた。。。
まあ、これは良くあることなので落ちたスイッチを上げて、DVDをセットしたら
再生できません
の文字がどーーーん。
うん、、、まあ、これもDVDのリージョン情報違いで見れないかもと思っていたので、予想の範囲内。
PCにセットしたらちゃんと見れたので、さあ、PCとテレビを繋いでいよいよ視聴開始だ!!
(つづく)
(にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)