ハリーポッターを今さら鑑賞するまでの道のりが呪いのように長い(後編)
【第三の関門 メガ進化!!!】
順調に鑑賞が進み、ドロロン閻魔君のシャポーじいとしか思えない喋る帽子が登場し、ハリーのグリフィンドール寮入りが決まった。
この辺りは見覚えがあるので、まだまだ新たな領域には進んでいないわけだが、ここで問題発生。
最近ポケモンGOをスマホにインストールしてハマり気味の奥様が、
「近所にメガリザードンが出たよ!!!」
とリビングに駆け込んできた・・・。
このメガリザードンは、40分以内くらいで終わってしまうイベント。
つまり
鑑賞中断して捕まえに行こうよ!
という話である。
まあ、しょうがないか、メガリザードンだしな、カッコいいしな、俺も持ってないし欲しいしな、ということで中断。
【第四の関門 晩飯の準備!!!!】
めでたくメガリザードンをゲットして帰宅。
鑑賞再開と行きたいところだが、そろそろ夕食の準備をしなくてはいけない時間帯だ。
今夜はお好み焼きの予定なので、先に仕込みを済ませておこうと思い、キャベツを切って山芋を擦って、、、と、作業を進めていたら娘が
「早く続き見たい!パパ終わるまで待てないよ!!」
と騒ぎ出した、キッチンの、私の横で。
しかも映画の内容を理解しているかすら怪しい弟の方まで姉に共鳴して騒ぎ始めた。
こ、これはウザい、超ウザい・・・。
刃物使ってるときに超ウザいノイズを浴びせられ続けるのは非常に危険だ。
集中力が削がれ、誤って指とか切ってしまいかねないので、
「いいよ、じゃあ先に見ときなよ」
と言って撃退。
そして、とりあえずお好み焼きの準備はできたので、後は食べる直前に焼くだけなのだが、、、
「一気に明日の餃子の餡の準備もやっといたほうがいいんじゃない?明日楽だよ、その方が。」
と奥様に言われ、、、それもそうかと思い玉ネギ、ニラ、白菜、ニンジンなどを細かく切って餃子の餡もついでに作ったりしていたら、いよいよいい時間になってしまって、、、子供らを手分けして風呂に入れ、お好み焼きを焼き始めたあたりで、
「終わったよ~」
の声。恐れていた事態である。子供らのハリポタ鑑賞が完了してしまった。。。
これは、
「子供らと一緒に見れば、少なくともその間は幼獣どもも大人しくなる」
というメリットが消失したことを意味する。
そしてこのメリットが無くなった今、私一人だけで視聴したいかと言うと、、、そもそもの興味がそこまで無いわけだ・・・。
一人でこれ見るくらいなら、その時間を他のことに費やした方が有意義だ、と、そう思う。
様々な小さなきっかけの積み重ねがあって、やっと見始めた「ハリーポッターと賢者の石」であるが、結局また最後まで見られなかった。
私はきっと「ハリーポッターをちゃんと見られない呪いの子」なのだ。
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