人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

庭に来る鳥たち

英国には庭付きの戸建てが多く、その庭にやってくる野鳥観察を楽しむ愛鳥家も多いらしい。

そのせいもあってか、ホームセンターや中規模以上のスーパーマーケットでは必ず野鳥商品の取り扱いがあり、その中には日本では見かけないものも多くある。
家の庭に置いてあったこのカゴ状のバードフィーダーもその一つ。

小鳥用の餌ダンゴが売っているので、それを中央の筒に入れて適当なところにぶら下げて使う。
外側にガードがあるので、中型以上の鳥やリスなどはここを通過できない。
内側の筒にセットされた餌ダンゴにありつけるのはRobinやBlue Titといった小鳥たちだけ。
なるほど、うまいこと考えられた設計品だなぁ、と感心しながら使っている。

そんな素晴らしい設計品であることなど全く知らなかった当初は、普通の鳥の餌を入れていたのだけど、それだと小鳥たちがなかなか寄り付かなかったので、

「もしかして外側のガードのすき間が狭すぎるのでは?」

などと思い、ガードの一部をニッパーで強引にねじ切って、すき間を広げてみたりした。
また、餌を補充すると小鳥ではなくリスがこのカゴに寄ってきて、ガンガン揺さぶってあっという間に全ての餌を地面にばら撒かれてしまったりもした。
・・・今思えば、小鳥が寄り付かなかった原因は、単にリスがよく餌を奪いに来ていたからなのだと思う。
餌ダンゴの使い方を理解してから、結構な種類の小鳥たちが来てくれるようになった。

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Blue Tit(アオガラ):一番よく来る。1時間に5~10回来るといっても過言ではないくらい来る。近頃は、この春生まれたであろう若鳥もよく姿を見せてくれる。日本にはいない。

 

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Robin(ヨーロッパコマドリ):英国で人気No.1の小鳥らしい。こいつもよく来る。1時間に3~5回ほど。日本にはいない。

 

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Great Tit(シジュウカラ):春先にしょっちゅう来ていたのだけど、近頃は週1~2回ほど。日本にもいる。

 

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Nuthatch(ゴジュウカラ):春先にしょっちゅう来ていたのだけど、近頃は全く見かけなくなってしまった。日本にもいる。

 

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Dunnock(ヨーロッパカヤクグリ):雀に似た茶色の小鳥。よく来るけど、2,3日に1回見かける程度。日本にはいない。

 

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Magpie(カササギ、高麗ガラス):英国でよく見かける中型の鳥。完全にサイズオーバー。君のために準備した餌ではないのだよ!と言っても通じない。強引に顔を突っ込んで、餌ダンゴをつついていく。見たことないけど日本にもいるそうだ。

 

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Eastern gray squirrel(トウブハイイロリス):英国でよく見かけるリス。毎日のようにお見えになられます。鳥ですらない。どう見ても鳥ですらない。お呼びでない。お呼びでないのだけど、以前対決して私が敗退しているのでどうにもならない。鳥たちが突いた餌ダンゴのおこぼれをみかじめ料のようにかっさらっていきます。日本にはいません。
 

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