人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

オンライン英会話を80回やってみて

English Class for Parentsに通いだして間もない頃、相手が言っていることはなんとなくわかれども、返答すべき内容を瞬発的に英語で発することができないという場面が掃いて捨てるほどあり、、、

 あぁ、、、やっぱダメだな。
 TOEICスコアが多少良くても、実践じゃぜーんぜんダメだな。
 ダーメダーメ!のダメダメボーイズだな、これじゃ。

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という思いに、あっっっ・・・という間に至ってしまいました。

 

漠然と英語の勉強といっても、Reading、Writing、Speaking、Listening の4つの分類があると思っていて、机で勉強していてもやはり Reading、Writing にウェイトが偏りがち。90%はこの2つで占めているのではないかと思う。
そして、その次にListeningが来て、これがもう9.99999%を占めてしまっている。
そうすると、Speakingは0.00001%だ。

もはや、やってもやらなくても変わらないのではないか?だったらやるだけ損なのではないか?とさえ思ってしまう位のウェイトだ。羽毛より軽い、ちりあくたと言って差し支えない。

 

学生の頃、プール監視員のバイトをしていたことがあったのだが、そこで出会った水泳大好きなおじいちゃん監視員曰く

 「泳ぎが上手くなりたいならば、泳ぐことです」

と、文字にすると当たり前すぎてアホみたいな言葉なのだけど、50年以上泳ぎ続けてきた経験の果てにこの方が辿り着いたお言葉がこれであった。
話を聞けば、要するに「習うより慣れよ」的な感じのことを終始仰っておられ、なんとも含蓄のあるお言葉だなぁ、と、当時の世間知らずな若造なりに感銘を受け、未だに時折この言葉を思い出すのだが、、、つまりはこうだ、今の私は、英語を水泳に置き換えれば

 「泳ぎが上手くなりたいのに、泳いでいない」


ってわけだ。

そう、スピークできるようになりたいのに、ろくすっぽスピークしてきていないのである!こんなんでスピークできるようになるわけがないのである!!

 

自分に絶対的に不足しているのはSpeakingの経験値であることを痛感し、良質なSpeakingの場を求めてかねてより興味のあったオンライン英会話に手を出してみることにした。


久しぶりにオンライン英会話のサービスを調べてみたところ、こんなにもたくさん参入企業がいるのか・・・と思うほどの数になっていた。
一昔前(といっても10年くらい前だと思うけど)だと、レアジョブくらいしかなかった気がしたのだが、ちょっとググっただけで20社以上ある。
各社のサービスをザーッと斜め読みしてみようと思ったのだが、社名の確認だけで挫折。
知らないところばっかだし、とても全部は読めないし、じっくり比較検討なんぞしてたらそれだけで1か月とか過ぎてしまいそうだったので、私らしく単純に価格だけで比較して、業界最大手らしいレアジョブで始めてみることにした。

 

レアジョブの講師はフィリピン人100%。
英国人とは異なるアクセントなのだろうけど、今の私のSpeaking能力は、そんなことを気にするのもおこがましいレベル。
アラフォー終わりかけのコチコチに固まった脳みそに今から英会話能力を叩き込むわけだから、重要なのはなるべく頻繁に英語をスピークする機会を作ることである。また、私がよく会話する相手も、非ネイティブが多いわけで、そういった方々と井戸端会議的な会話ができれば良いわけで、何も高い金を払って洗練されたピカピカな教育を受けて、いまさらネイティブレベルを目指す必要などない。
であればとりあえず質は置いておいて、コストメリットのあるもので始めてみるのが賢い選択であろう、と。

まあ、とりあえずレアジョブで泳いでみて、合わなければ別のプールを探せばいいのだ。

 

・・・ということでユーザー登録して、無料体験レッスンを受けてみたのが2019年10月4日のことである。
その後、なるべく毎日を心掛けて受講。
ただ、面倒くさいなと思って受講しなかった日や、諸作業で忙しくて時間が取れなかった日などは、まあそんなもんだと軽く受け止めて、ボチボチ続けること4カ月ほど。
日々の受講率は70%弱といったところで、本日時点で受講は83回を重ねた。

 

やはり急激に話せるようになるわけはないのだが、体感効果としては始める前よりは明らかに表現できることが増えた。

 

決してレアジョブの回し者ではないが、思っていたよりも充実した学習を進められた感があり、私が受講している「日常英会話コース(25分/日)」についてメリット、デメリットなどを得意のQCDで整理しておこうと思う。

 

【メリット】
Cost
受講料が安い

日常英会話コースは6,380/月(税込)。最初の2回は体験無料、登録後の初月は半額、紹介者割引などがある。

設備投資が安い

スカイプができる環境があれば、追加で何もいらない。私は常時PCでやっていて、通話するためのヘッドセットのみ使用。Webカメラは未使用(あってもなくてもOKだし、受講時にこちらのカメラを使うか否かは選択可能)。

 

Delivery
受講時間の融通が利く

レッスンは毎時00分、30分開始。開始10分前に思い立って予約しても受講成立するので、レッスンがあるからという理由で日常の生活が拘束されることが無い。日本のAM6時~AM1時がサービス提供時間で、英国でも時差を考慮してこの間に受ける必要がある。サービス外の時間帯は、英国の夕方から夜中にかけてであり、帰宅してきた子供の面倒や家事で忙しく、とうてい受講不可能な時間帯なので全く不便は感じない。

 

Quality
教材:ぜーんぜん問題ない、十分満足できるレベル

1回25分のレッスン時間に合わせて、少なすぎないよう、適度にまとまっている。日常の想定シーンも豊富にある。一つ上のランクの「ビジネス英会話コース(25分/日)」は10,780円/月(税込)で、閲覧可能な教材が増えるのだけど、今のところ全く必要性を感じない。安い日常英会話コースを繰り返し実施する方が良いと感じる。

講師:十分満足できるレベル

フィリピン人は英語ペラペラなので、ちゃんと教えてもらえる。話すスピードや進め方の癖など、個人差はあるが、何度か受講していくうちに自分に合う講師がどんどん見つかってくる。気に入った講師がいればブックマークや、その人に関するメモなどもシステム上で残しておくことができる。講師経験年数や、他の受講者からブックマークされているか否かなど、講師の能力を推測する情報も見えるので、ブックマークが多い経験年数の長い人を選んでおけば、まずハズレ講師とはならない。かといって、適当に選んで蕁麻疹出るほどハズレの講師にあたったことがあるわけでもない。講師も自宅のPCの前に座っている一般人であり、コスト的にもそもそも過度な期待をしていないからかもしれないが、許容可能レベルの講師が多いと感じる。


【デメリット】
Cost:特になし

Delivery:特になし

Quality:
講師:時々(計2回)だが、講師がログインしてこないことがあった・・・。

講師居住地域での通信網トラブルがあったのか、急を要することが起きたのか、はたまた忘れていただけなのか、、、確かな原因は不明。もし、3分以上講師がログインしてこない場合、そのレッスンはキャンセル可能で、また次スロット以降で予約すればよい。ただ、こちらの予定が詰まっている場合などはその日のレッスンは諦めるしかない。

 

【その他】
・1回の受講で、1レッスンの教材を終わらせるように進めた方が良い。例えば、今日Lesson1を受講して、教材の最後まで終わらなくても、明日の受講時はLesson2の教材をやってもらった方がいい。
・予習しないと厳しい。最初のうちは30分くらいかけて教材を予習していた。ただ、教材の構成は統一されているので、何度か受講して構成が理解できれば、15分くらいで予習も可能になる。

 

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レアジョブのHPによると、受講レッスン数が90回を超えると、顕著なスコアの伸びが見受けられたという統計結果がある。

 

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これはきっと学習曲線と同じようなもので、90回以上続けないと強い成長を感じることはできない、ということだと思う。

 

・・・もうすぐ90回。
曲線が示すように、ある時期から突然、驚異的に上手になるとは全く思えないが、効果を焦らずコツコツとやっていこうと思う。渡英1年となる7月頃にこの投稿を振り返ってみて、果たして何を感じるのだろうか・・・??後悔じゃないといいが。。。

 

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 もし、レアジョブ始めようと思った方がおられましたら、紹介コード「e6ea83bb」で双方割引が受けられますので是非ご利用ください!

 

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