パスタマシンが最高過ぎる件
コロナで巣ごもり生活をするまでは、
「料理を粉レベルから作り上げる」
なんてことを自分がするようになるとは想像すら出来なかったのだけど、丁度いい塩梅の生の餃子の皮(冷凍ものは韓国食材店で見かける)が手に入らないといった環境要因もあり、自ら小麦粉をこねて棒で延ばすということをやり始めるなようになった。
延べ棒で自作する餃子の皮は、日本の市販のものと比べやや厚く、仕上がりは餃子というよりは、焼き小籠包のような感じになってしまう。
まあ、これはこれで十分旨いのだが、延べ棒で毎回60枚近く餃子の皮を作るという工程が、なんともしんどい。
適当なサイズにちぎった小麦粉のこね玉を、延べ棒に体重をかけながらぐりぐり延ばすわけで、これやってるとゴリゴリと手のひらのツボが刺激されまくり、血行が良くなってなんだか手がポカポカしてきて次第に痒くなり、痒さと戦っているうちに立ちんぼで腰が痛くなり、運動不足なもんですから途中から意味もなく(;´Д`)ハァハァ息切れし始めたりして、とにかくもう少し楽に、さらに良質な皮を作れんものだろうかと思ってググってみた所、どうやらパスタマシンですべて解決するらしい!!ということが判明。
アマゾンで物色してみると、お値段はピンキリあって、単純な構造のマシンだし、別にどれでも問題なさそうだったのだけど、参考になったHPに載っていたATLAS150ってのを購入しました。
そして使ってみたら、もう、使い勝手のいいのなんの!
ということで、ここから突然レシピです。
①小麦粉ボール作成
・強力粉 Bread flour(strong whiteとか書いてある強力粉です)200g
・中力粉 Plain flour 200g
・塩小さじ2杯
・お湯150g
お湯は、こねながら硬さを見て ~ 180gまでで調整。あまり柔らかすぎるとパスタマシンにくっついてしまうので、ちょっと硬いくらいが丁度良い。
これらを力任せに混ぜてこねてダンゴにしたあと、30分以上冷蔵庫で寝かす。
②餃子の皮コース
パスタマシンの厚さ設定は最薄の9で。
①の小麦粉ボールを適当なサイズにちぎり、5~6回ほどパスタマシンに通す。イメージ的には、直径1.5cmの球くらいのサイズ。
マシンを通ると生地は縦に延びるので、短い方が延びるようにセットすると形を整えやすい。
作った皮と皮を重ねたまま放っておくと、くっついて離れなくなり、やり直しになる。
対策としては、くっつかないように小麦粉をまぶす、または、皮を作ったそばから餃子を作る。
うちの場合は、後者。
私が皮を黙々と製造する傍らで奥様が待ち構えていて、皮が5~6枚できたら餃子の餡を包む、というルーチンで量産。
③製麺コース
パスタマシンの厚さ設定は中くらいの5で(9で作った薄い麺も旨いので、厚さはその日の気分で)。
①の小麦粉ボールを5〜6分割して、パスタマシンを何度かくぐらせて、大きめの麺生地を作る。
パスタマシンの製麺用カッターをくぐらせて出来上がり。
こちらも重ねてしまうと麺同士がくっついてしまうので、そうならないように小麦粉まぶすか、すぐに茹でるか、長い棒に干す。私の場合は、製麺後は長い棒に干しました。
小麦粉のボールが、パスタマシンのローラーをくぐるたびに綺麗になっていく様は、なんとも言えぬ爽快感があります。
素晴らしい!本当に素晴らしい!!パスタマシン!!!
みんなパスタマシン買えばいいのに!!!!
さて話はガラッと変わりますが、パスタマシンをグルグル回していると思い出す超人がいます。サンシャインとかいう分かりにくい名前のアイツです。
お前の胸に埋め込んでいるそれはどっからどう見てたパスタマシンじゃないか!?
気づくのに30年以上かかっちまって申し訳ないけど、気付けて良かった!
今日からお前はパスタマシンマンに改名だ!!
(にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)