クワガタが取り持つご縁
イギリスにもクワガタがいて、大体6月〜7月に姿を見せる。
この時期になると、道端に植わっている木の幹をノロノロ歩いていることがある。
ちなみにこのクワガタは、「ヨーロッパミヤマクワガタ」という種で、保護対象に指定されているそう。
飼育はできないので、捕まえたとしても速やかに開放しなくてはいけなく、飼うことが出来ないのが残念・・・。
学校の帰り道、たまたまそのクワガタを発見した息子が、持ち前の厚顔無恥っぷりを発揮し、これまたたまたま庭の手入れをしていた斜向い宅のお爺ちゃんに見せびらかしに突撃した。
そしたら、、、
「見せてくれてありがとう、じゃあお礼に仔猫を見せてあげるからおいでよ」
と言われ、奥様と子供たちがそのお宅に招き入れていただく、という事があった。
この出来事以来、仔猫を見たいと息子と娘がしきりにせがむようになり、ちょいちょいそのお宅にお邪魔させてもらうようになった。
そんな中、このご夫婦が3日ほど家を空けるとのことで、
「その間仔猫たちの世話をしてくれないか?」
というお願いをされた。
それを聞いた子供らは当然大喜び。
お世話と言っても、合鍵を使って留守宅にお邪魔して、食事の世話とトイレの掃除をするというという簡単なもの。
我が家は特に外出の予定もなかったので引き受けることに。
7時と17時半の一日2回、留守宅にて指示通りの作業をして、その後30分ほど仔猫たちと遊んで終了。
名前はヒューゴ(茶)とガス(灰)。
んで、、、まぁ~~~、めちゃんこカワイイわけですよ、この仔猫ちゃん達が~~~。
いつでも全力のワンコもカワイイですが、クールなニャンコの魅力を存分に堪能させていただきました。
「3日目の午後には帰宅するわ~」
とのことで、仔猫のお世話は計5回で終了。
どうやらウェールズにお住いのお子さんのところに行っていたそうで、お世話のお礼ということで色々とお土産をいただいてしまった。
「凄い量だな。。。こんなにたくさんお礼なんていらないのに、、、」
と思いつつ値段をAmazonで調べちゃいたい衝動に抗えないサイテーな私。
さらにはペットホテルの料金まで調べちゃって、
「この額ならペットホテルに預けたらトントンだな、、、」
とか考えてしまう汚らわしい私。
こんな私を誰か強く叱ってほしい。
この留守対応の後も、子供たちの仔猫と遊びたい欲求は全く収まることはなかった。
最初のうちは私か奥様が付き添っていたのだけど、あまりにも訪問が頻繁なのと、そのご夫婦はいつも温かく迎え入れてくれるので、最近は子供達にタイマーを持たせて15分したらアラームが鳴って、それを合図においとまするようにさせている。
そして今はお隣のお姉ちゃんも加わり、子供3人で週3,4回お邪魔するという状態になってしまっており、、、全く何がきっかけでご近所との距離が縮まるのかなんて本当にわからんもんだ、と思うのである。
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