人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

IgA血管炎・イギリス闘病記⑪ プレイチーム

3月 3日(水):
発症22日目入院15日目

朝、急に大部屋に移れと言われ慌ただしく移動。
血液検査、検尿の数値が良く、もう回復が十分とみなされ徐々に日常に近づけていくらしく、その一環での引越しらしい。

先に大部屋にいたのは2組。
1組目は生まれたばかりの赤ちゃんとそのお母さん。
一時的にいただけの様ですぐいなくなった。
2組目は1歳くらいの男の子とそのお母さん。
イスラム教徒のようで、決まった時間になると礼拝を始める。
6床分の大部屋で1床分のスペースはまあまあ広くとられていたので、個室と比べてもスペース的に手狭になった感じはしなかった。

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食事は徐々に取れるようになっているのだが、看護師からFortiniを飲め飲めと言われる。
体重が24kgあったのが19.5kgくらいまで落ちておりその回復のためにプロテインが必要で、Fortiniにはそれがふんだんに入っているらしい。。。が、あまり美味しくないのでなかなか進まない。
イチゴ味のFortiniに変更してもらったところ、これはまあまあ気に入ったようでこの日は125mlのボトルを3本飲むことができ、ノルマを達成。
食事の記録を見せると、「何を食べたか?」よりも「何カロリー食べたか?」の方に重きを置いているようだった。

夕方になり、今度は背中が痛いと言い出した。
寝る姿勢を変えたり、トイレに行くために抱きかかえたりするとひどく痛がる。
幸い、回診に来ていたドクターが病棟に残っていたので、捕まえて診てもらった。
IgA血管炎の症状では無さそうだが、やや背中が腫れているようにも見えるので、少し様子を見て明日検査してみようと言われた。
やっと回復してきたというのに、新たな症状にまた不安が募る。

妻が近所のSOEUL PLAZA でぽたぽた焼きを買ってきてくれた。
これが大好きな息子は完全に入れ食い状態であった。
食欲に関してはもう心配無さそうである。
便の調子も良くなり、この日で紙おむつ生活も終了。


3月 4日(木):
発症23日目入院16日目

朝からまたFortiniをのめのめと言われる。

 そんなにこの飲料がすごいのか?

と思うほど、のめのめと言われる。
シリンジに一回5ml~10ml入れて、何か食べるタイミングに合わせて飲ませているのだけど、やはり息子的には不味いそうで、なかなか進まない。

小児科病棟にはプレイチームという方たちがいる。
彼らは入院中の子供たちを見回って、退屈しないようにおもちゃやゲーム、DVDの貸し出しなどをしてくれる。

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息子も薬で安定している時間帯は暇を持て余していたため、彼らの存在はかなり有難かった。

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病院によってプレイチームの持っている予算も差があるようで、St. George Hospitalに比べ、Kingston Hospitalはかなり充実していた。

St. George Hospitalはジェンガが最高クラスの貸し出し玩具であったが、Kingston HospitalにはNintendo Switchの貸し出しがあり、また、驚いたことにレゴブロックやポケモンのおもちゃなんかもプレゼントしてくれた。
入院期間が長かったこともあり結構な数のおもちゃをいただいてしまった。
これがすべてタダと言うのがスゴイ。。。

そして、この日はWorld book dayというイベント日であったこともあり、プレイチームの方々は本の登場人物に仮装して小児病棟を回っていた。
残念ながら英国の童話に精通しているわけではないので、誰が何の格好をしているのか私はさっぱりわからなかったが、一番目立っていたのは赤髪の女性に扮した若い男性スタッフであった。

息子の採血はいつもは午前中にベッドの上で実施するのだけど、また連係ミスがあったようで、昼食直後に急に

 採血するから処置室に来てください

と看護師に言われて移動。

注射の時に子供の気を紛らわせるために、時々プレイチームの人たちが来てくれることがあるのだけど、この日も処置室に来てくれた。
来てくれたのは一番目立っていた女装男性スタッフ。

 ハーーイ!ハワユーーー!?

って感じで明るく接してきて、手に持ったタブレットを息子に渡して一緒にゲームをして、その隙に針を刺して採血、、、という算段だったのだろうけど、昼食直後の息子は移動で気持ち悪くなったみたいで思い切り嘔吐。。。

処置室が一気にしーーーんと静まり返り、汚物処理でスタッフの方々は一旦どこかに行ってしまい、私たちと赤髪女装男子だけが処置室に残され、シュールな絵面の沈黙時間が数分あった。

移動で気持ち悪くなって嘔吐はしたものの、ベースの体調は順調に回復して来ている。
昨日一昨日と排便が無いのが心配だったが、採血の後に通常便を大量にかました。
腸の動きもだいぶ回復したようだ。

ここで妻と交代。

交代後、息子の背中の痛みの原因を調べるべくMRI検査を受けたのだが、そこでの息子の暴れっぷりがすごかったらしく、妻は交代直後で激しく消耗したそうだ・・・。

で、背中の痛みの原因は、おそらく床ずれ。
確かに同じ姿勢で長時間YouTube見たりしてたからな・・・。

 

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