人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

IgA血管炎・イギリス闘病記② 医療相談に通訳が付く

2月12日(金):自宅療養
発症3日目

昨日処方された経口補水液を飲みながら自宅療養。
特に病状に変化はなく、腹痛・吐き気の訴えと小康状態の繰り返し。そして熱は平熱。
腹痛を訴え始めた後からは飲むことしかできず、もう3日何も食べていない息子。
点滴をしてもらったほうが良いのではないか?との思いから、妻が日本人向けの医療施設に連絡してみるも、施設規模の関係から点滴はできず、NHSなどへの紹介状を書くに留まるとのことであった。


2月13日(土):救急受診
発症4日目

病状に何も改善が見受けられないため、再びGP受診すべく妻が電話。
しかしながら土曜日ということで111(医療相談電話)へ電話するよう自動音声が流れ、初めての111。
受付の方に状況を説明したところ、A&E(救急)の受診を手配してくれて、14時半からTootingという場所にあるSt. George Hospitalという大学病院へ行けることになった。

こういった現状打破に向けた妻の行動力は、私とは比べ物にならないな、、、と常々思うのだが、今回もまた然りである。

Tootingは聞いたことのない地名だったが、Wimbledonのすぐ隣の地域で、家から車で20分ちょいといった所。まあまあ近かったので、息子の体力的にもありがたかった。

111の対応でちょっと驚いたのが、我々のような英語ネイティブじゃない人間が電話をすると通訳をつけてくれる点。オペレータの方に

 母国語は何か?

と尋ねられ、答えるとその通訳(日本人)が通話に参加してきてくれる・・・。

救急に行くとなった場合、コロナ症状有無の確認など、YES/NOで答えなくてはいけない定型確認項目が結構な数(15分くらいかかる)あって、それをスムーズに進めるためには通訳がいたほうが断然ありがたいのだが、、、なんだかこういう点は

 さすが移民の国だな・・・

と感じた。

ちなみに、通訳がつくのは111の受付対応だけで、その後かかってくるA&Eのドクターからのコールバックは、英語でやり取りが必要になる。

病院到着後、病棟に入れるのは子供一人につき親一人ということだったので、私と娘は車に居残り。

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2時間ほど駐車場で待機していたが、診察を受けた後に追加の血液検査や、5 min Oral drinking challenge という、5分おきに水を10mlずつ飲ませるというテストを仰せつかったとのことで、、、要するにまだまだ帰れそうにもないから一度家に戻っていいよとの連絡が妻からあって、いったん私と娘だけ帰宅。

娘と二人で夕食を済ませた後、妻から20時くらいに戻れるとの連絡があり再び病院へ出向き、家族で帰宅。

パラセタモールという鎮痛剤の一種を飲んだようで、それが良く効いており、息子の状態も前日よりは安定していた。が、やはり薬が切れてしまうとまた腹痛を訴え始めてしまった。
また、扁桃腺が腫れているとも言われたそうで、

 ほんとに?!扁桃腺腫れてるんだったら熱出るんじゃないの??

と思って診察を疑ったりしたのだが、今思えばこれもIgA血管炎の症状の一だったのだと思う。
 

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