人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

英国学校のICT活用事情(巣籠り子守りの記録1)

こっちの学校全体がそうなのかはわからないのだけど、少なくともうちの子供たちが通っている学校は、本の学校と比べるとICTの活用が非常に進んでいる。 f:id:pondtaro:20200409022736j:plain

息子の通うInfant Schoolは、
連絡は基本E-mail
毎週算数の宿題がMathletics というWebサービスで出される、
各種経費の支払いはParent PayというWebサービスでキャッシュレス決済、
といったように、連絡、宿題、支払い、で、Webサービスが活用されている。


娘の通うJunior Schoolはもっと激しい。
激しすぎて、ついていくのが嫌なほどWeb活用が激しすぎる。
軸となるWebサービスとしてGoogle Class Roomがあり、これが授業、宿題、連絡など様々な用途に使われている。
各種経費の支払いはInfantと同じくParent Pay。さらに、J2blast(四則演算)、MyMath(算数)、TypingClub(タイプ練習)、Sharp Alert Secure Kind Brave(Web利用の啓発教育)など、ゲーム感覚で楽しめるWebサービスが10種ほど準備されている。


コロナの影響で、3月18日(水)にUK全学校の閉鎖報道があり、それを受け、3月20日(金)が最終登校日となった。
そして週明けの3月23日(月)から子供たちは原則自宅で学習開始になったのわけだけども、、、もともとWebサービス活用しまくりの状態なので、通学という行為が消え「家から学校の授業を受ける」という形に変化しただけで、学校そのものは継続している扱いとなっている。

うーん、なんかこんな感じの設定、昔漫画で読んだことあるよ、確か21エモンで。

で、漫画ではなく現実の対応をしたわけですが、これがなかなか、、、なかなかにキツかった。

f:id:pondtaro:20200409020736j:plain

31歳のママであるSueが5日間Home Learningの対応を続けたらこうなった!というジョークの画像が、クラスのWhatsAppで送られてきたのだが、精神的には確かにこんな感じ。マジで大変。カオス。超カオス。

f:id:pondtaro:20200409020755j:plain f:id:pondtaro:20200409020758j:plain

f:id:pondtaro:20200409020801j:plain f:id:pondtaro:20200409020746j:plain

息子のInfant Schoolでは、最終登校日にドカッと沢山の課題が添付されたE-mailが届き、メール本文にはHome Learning期間中に活用してね!という事でWebの学習素材のリンク一覧も付いていて、、、とてもじゃないが、子供の相手をしながら全部目を通せる量ではなかった。


娘のJunior Schoolでは、毎朝Google Class Roomに一日の課題をアップするから、それをやるように、とのご指示。英単語の練習、算数の計算、ウサインボルトの生い立ちらしき文章を読んで(結局読んでないけど)、なにやら設問に答えたり、自分の考えを作文したり、、、

 ってできるかぁ〜〜〜こんな量!ヽ(#`Д´)ノ ~┻━┻ ⊂…

添付ファイルの内容理解して印刷するだけで昼までかかったわ!ああ!?

 

加えて、仲良く遊んでいたかと思えば、数分後には小競り合いを始めて、いちいち私にチクらに来る子供らからの割り込みも多発。。。

f:id:pondtaro:20200409021521j:plain

いやぁ〜、無理。無理無理。。。
無理無理無理無理無理無理リィィィウィイィ!!って、Dioっちゃうくらい無理。
・・・だって全部英語だし!読むの大変だし!!この他に日本人塾の宿題まであったりするし!!!

 

そんなわけで、Home Learning開始初日にして、学校からの課題を全部こなすなんてのは不可能であると悟り、早々にさじを投げることにした。。。

f:id:pondtaro:20200409021602j:plain

のだけど、玄関先のチューリップを見て少しクールダウンし、やはり、完全にさじを投げるのはいかがなものかと思い直し、適度なさじ投げ加減を模索する、試行錯誤の日々が始まったのであった(現在進行形である)。

 

続く。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村ランキングサイトへ飛びます)