人生の夏休み 〜ロンドン駐夫の記録〜

「どうも、キャリアウーマンです」なワイフにライフを激しくコントロールされまくる、日々をまったり過ごしたいアラフォー終わりたての中年男子です。 職場の理解も快く得られ、晴れて休職。子供(姉・弟)と共に、妻の転勤、駐在に帯同する形で地球の裏側まで引っぱられ、ただ今初めての駐夫・専業主夫を経験中。 ほぼ同内容のInstagram【ID : @pondotaro】をこちらで清書。渡英前の事なども順不同でつぶやきます。

仁義なき戦い(俺 vs リス 後編)

「小鳥に、餌を、あげたい。」

これは、そんな純真無垢な中年男性のささやかな願いを踏みにじる、

森の小悪魔"野リス"

との闘いの記録(後編)である。

 

【対決5】園芸用ロープを張って、空中に吊るしてみた(敗北)
壁間にロープまで張って、空中餌場を確保した甲斐もあってか、ちょいちょい小鳥たちが餌をつつきに来てくれるようになった。
嬉しい限りではないか!・・・という幸せは1日しか続きませんでした。


スーパージャンプによりあえなく敗北です。
ていうか、お、お前凄いよ、めちゃくちゃジャンプするやん・・・。
鳥人ブブカ級じゃん・・・。
俺、リス舐めてたわ、ごめん。

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 藤真を思い出した・・・。

 

【対決6】足場のテーブルを移動し、ジャンプできないようにしてみた(敗北)
大ジャンプして餌場にしがみつくと同時に、大量の餌を下に撒き散らすという大技をかまされ、かなり精神的ダメージを食らったけども、この対策は簡単である。ジャンプできないようにテーブルをずらせばいいのだ。
これなら大丈夫だろう、人間様を舐めるなよ!!!!!!

しかし!!!!!!

「シ、シ、シシシ、シルク・ドゥ・ソレイユゥゥゥウウウウ~~~~??」

と思わず叫んでしまった。
一度は諦めた綱渡りによる餌強奪!!
私の度重なる対策がリスを覚醒させてしまったようだ。
もう、打つ手なしである。。。

 

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「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」

 

って一瞬、安西先生が脳裏をよぎったけど、もう無理っしょ。
無理無理。よくやったでしょ、俺。

いやね、お金かけて色々道具揃えればできるかもしれないけどさ、お金ビタ一文かけたくないし!
それにこの綱渡り、リスはリスなりに覚悟がいるようで、毎回かましてくるわけではない。渡らずに諦めたり、途中で引き返すこともしばしば。

完勝ではないものの、リスの撃退に一定の効果は出せている感じがあるし、戦いの中でリスの健闘を称える妙な気持ちも芽生えてしまったし、近頃はこのリスの綱渡りを見たい自分がいたりするのも否めないし、、、というわけで、この辺が落とし所かなと思うわけです。


よってこの餌は、トリリス兼用に変更!略してトリス!!

ああ!トリスハイボール飲みたい・・・!けどイギリスでは売ってない!

 

【対決を終えて】
ひょんなことから始まったリスとのバトル。
まさかの2週間という長きに渡る戦いとなり、しかも敗北に終わるとは思ってもみなかったが、ググってみると地球上の色んなところで同じようなバトルが繰り返されていることがわかった。

例えばこれ。


Squirrels Spinning on Bird Feeders: Compilation

リスが載るとめちゃくちゃブンブン振り回して落とそうとする器具まであったりするのだけど、それでも餌への執着をやめないこの生物へは、今後畏敬の念を持って接して行かざるを得ないな、と、そう思うのである。

それにしても回りすぎである。最後の奴なんて落ちた後も目が回って地べたで回り続けている。いつもより多めなのかどうかわからないが、染之介・染太郎以上に回っている。

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【延長戦?】
つい最近、父とスカイプ通話した際にこの綱渡りの動画を見せたところ、

「このロープにペットボトルとかで筒作って、通せばええねん」

というソリューション提案が・・・。
な、なるほど、そのペットボトルが通せんぼの役割をするし、ペットボトルなら乗り越えるのも難しそうではあるな。
ただ、リスの綱渡りも見応えあるし、もし見飽きるようなことがあれば試してみることにしようかな。 

と思ったけど、こんな動画を発見。

ペットボトルの筒くらいじゃ無理だな。。。

 

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