暖房器具の動作不良が全然改善しない件(その2)
「見た感じバルブが古いね、全部取り替えたほうが良い。不動産屋と相談するから連絡待ってて。」
との言葉を残して修理業者が去って早10日。
音沙汰が無いので、不動産屋へ状況確認のメールを入れて刺激を与えてみた。
そして2日後。
全部取り替えるということで大家とも合意が取れたとの連絡が不動産屋より届いた。
修理業者から都合の確認があり、3日後に朝一から一日かけて修理することとなった。
やはりこちらからPingを打たなければ、1mmも物事が進まないように思える。。。
さて、修理の当日。
朝一で修理業者さんがやってきてくれたのだが、下見に来た人とは別の方だったので、最初に4つの症状が出ることを簡単に説明。
【暴走】目盛り0なのにずっと熱い。
【貧弱】目盛り6なのにメチャぬるい。
【沈黙】目盛り6なのに冷たいまま。
【スタミナ不足】目盛り6にすると熱くなるが、30分と経たずに冷たくなる。
そして、このうち、
【貧弱】に関しては、その場でラジエータの構造の説明と、修理方法をレクチャーしてくれた。
ラジエータの中が、しっかり水で満たされていないと温度が上がらないそうだ。
修理方法は簡単で、ラジエータ上部にある鍵穴に専用鍵を差し込んで捻るだけ。
プシューという音とともに空気が抜け、パイプ内の空洞に水が充満し始める。
完全に空気が抜けると、鍵穴から水がチョロチョロとでてくるので、鍵穴を閉めて終了。
ラジエータ修理の際、中の水を抜くことは多々あるようで、こういった症状になるのも珍しくないそうだ。
知っていればなんてことは無い、超簡単な方法なのだけど、やはり知らないとどうにもならないな。。。
もし自分でやるときは、タオルとか雑巾とかを当ててやると良いとのことだったので、今度【貧弱】症状が出たらやってみようと思う。
修理業者さんは、最初は一人だったのだけど、応援一人が合流し、途中からは二人体制でゴリゴリ修理。
当然ながら、修理の間は私は家に居ざるを得ず、身動き取れないのが困りもの。もう何度目の修理立会いであろうか・・・。
最初のうちはしょうがないのかもしれないが、いいかげんそろそろ終わって欲しいものだ。
動作確認含めて全て終了したのは14時半頃。
15時に学校にお迎えへ行く必要があるため、もはやどこぞへ出かける時間も無い。
とりあえず、動作確認時はちゃんと全て熱くなったので、このまま長時間運転しても問題が出ないことを祈るばかりだ・・・ったのだが、しかぁ~し!!!
案の定、予想は裏切られることなく
【スタミナ不足】目盛り6にすると熱くなるが、30分と経たずに冷たくなる。
が再発!
30分じゃなくて、90分くらい持つようになってたけど、寝室の暖房なので夜から朝まで頑張っていただかないとアカンのである。
これじゃあ越冬は厳しいなぁ~~~。と言うことで
「直せんのか?!」
と、高田延彦風に叫んでしまいたい心境で、再び不動産屋さんへコンタクトを取る私なのであった。。。(つづく)
22.Nov.2019
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アングロサクソンバイキングホームワーク
最後にホームワークとある通り、宿題の名称。Junior schoolに通う娘の宿題。
アングロサクソン+バイキング+ホームワークのトリプルコンボ。
ただ全単語くっつけただけで、当初はいったい何なのか意味不明でした。
加えて全て英語なもんですから
「自分で調べてやりなさいっ!」
と突き放すこともできないわけで、父としても調べざるを得ない。。。
そして、調べていくうちに英国の歴史にまつわる宿題であることがわかってきました。
全16項目の中から、最低でも2週間に1項目選んでやってきなさい、とのご指示。
各項目を読んでみると、図画工作的な項目も多いので、手っ取り早く片付けやすいその辺から手をつけて凌いでいたのですが、
At least one writing task must be completed each half term
なんて書かれちゃってて、定期的に記述課題をこなさなくてはいけない。
そして、いよいよ逃げ切れなくなり、
Write a fact file for an Anglo-Saxon/Viking God
という項目に手をつけるに至ったわけです。
この国の歴史について予備知識もなければ興味も全く無い私にとって、この調査ははっきり言って全然気が乗らない。。。むしろ苦痛。。。
たかが小学生の宿題ではありますが、どこからどう調べてよいかもサッパリ分からないし、検索しても出てくる内容全部英語だし、慣れない家事でいっぱいいっぱいの主夫初心者にとっては、かなりメンタル面でも負担増でありまして、もう~~~テンションが下がる下がる。。。
そんな感じで、めっちゃ後ろ向きにしぶしぶ調べ始めたところ、割とあっさりとあんちょこサイトみたいなのを発見っっっ!!
ファイナルファンタジーの召喚獣でおなじみのオーディーンとかトールって、このAnglo-Saxon/Viking Godって世界から来てるみたいで、いわゆる北欧神話のことであることが判明。
他にもルーン文字とか、多少なり聞いたことのあるワードが見つかったので、メンタル面の障壁も徐々に崩れ始め、後は好奇心の波に乗っかって一気に仕上げました。
調べていく過程で、一部の曜日の名称は、
Tuesday:Tiw(テュール)の日
Wednesday:Woden(オーディーン)の日
Thursday:Thor(トール)の日
Friday:Freyja(フレイヤ)の日
のように、これらの神々が由来だったりするというトリビアも習得。
私の手元にへーボタンがあったら50へーくらいやっちゃうやつですね。
全然知らなかった身近な情報の由来がわかり、一つ勉強になりました。
とりあえず Autumn Term のやつは乗り切りましたが、、、これ、次のSpring TermとSummer Termにも同じような宿題がでるのかな??と戦々恐々なクリスマス休みです。
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分不相応な自家用車
だいぶ前ではありますが、車が来ました。
何事も、デザインより他の要素を重視する性格なので、日本では荷物運搬、維持費、価格などを重視して日産のCUBEを購入し、長らく乗っておりました。
が、東京に引っ越してからは駐車場代が高いし、月1、2回しか乗らないのに車検とか税金とか保険とか払わなあかんし、、、使用頻度に対する出費額が割に合わないと感じ始めたので売却。
それ以来5年ほど車の運転からは遠ざかっていたのですが、再び車の運転が日常となる生活が始まりました。
こっちで見かける車は当然ながら日本人の私からすると外車ばかり。
そんな中、隣の老婦の愛車がトヨタのヴィッツという点がツボだったりするのですが、ほんと車に関してはほとんど興味が無く、知識もないので、
「なんだこの盾みたいなロゴ?」
と思ったらそれがポルシェだったりして、、、いい年になったのに自分のアンテナの低さを色々と感じることが多いです。ぼーっと生きてきたんだなぁ、、、と。
さすがにベンツとかBMWとかは知ってましたが、アウディとかルノーとかは若干怪しかったりして、最近になってようやくハッキリ分かるようになりました。
でも未だによくわからないマークの車なんかも結構見かけます。
まあ、そもそも興味がないので、そんな感じなのかなと。
ていうか、ロゴじゃなくってちゃんと名乗って欲しいよね、
「俺シトロエン!」
「私プジョー!」
みたいな感じに。
で、言いたいのは、私の車に対する思い入れや興味が底辺レベルだということ。
そんな底辺レベルのおっさんからすると、宝の持ち腐れと言う他ない車を奥様が購入しはりました。レクサスですよ、レクサス。
さすがに新車ではなく中古なのですが、100均大好き、ポイントカードもポイントサイトも大好き、インドカレーレストランで無料ナンお替りしまくり、とまあそんな感性で生きてきた私なんぞが、レクサスに乗る日が来ようとは。
しかも購入した当の本人に運転するつもりが無いという・・・。
働き盛りの年代にも関わらず、平日の真昼間に、レクサスで、ロンドンなんていう聞こえのいい街をバンバン運転していると、分不相応の厚遇に不意に違和感を覚え、
「・・・これは本当に俺の人生なのだろうか??」
などと、奇妙な感覚に襲われたりします。マトリックスの世界じゃないよな??みたいに。
でも、行き先は近所のテスコとかアズダとかリデルとかがほとんどで、野菜とか牛乳とかチョコとかコーヒーとか、めちゃ庶民的な買い物をしまくるわけで、
「あぁ、やっぱりこれは現実なんだなぁ・・・」
と思い安堵するわけです。
多少なり会社から補助がいただけるのと、車自体があまり値下がりしない?らしいので、3年間キレイに乗って、帰国時に売却してプラマイ0みたいなのを目指したいなと思います。
31.Jul.2019
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暖房設備の動作不良が全然改善しない件(その1)
「寒くなる前にチェックしておこう」
と、転ばぬ先の杖精神で暖房を試運転してみた。
英国の多くの暖房設備がそうであるように、うちの暖房も温水循環のタイプ。
日本で使ったことのある灯油や電気のタイプではないので、動作の仕組みも大分違う。
なんと!スイッチが4段階もある!!
【第1段】大元のボイラーのスイッチ。これは屋外のガレージにある。これをONにしておかないと、温水は一切生成されないため、暖を取ることはできない(TVで例えるなら、コンセントを挿すか否かの部分に相当)。
【第2段】ON/OFFのコントローラパネル。二階の温水タンク付近にひっそり設置されている。当初なんのパネルなのか全くわからなかったのだが、ボイラーで温水生成する時間帯をここで設定するという、超重要なパネルである。ON/OFFの時間指定もできるし、常時ONの指定もできる(TVで例えるなら、リモコンでのON/OFF制御に相当)。
【第3段】サーモスタット(温度設定器)。一階のダイニングにあり、これでターゲット室温を設定する。20度とか25度とか。設定値より寒ければ暖房がつくし、暖かければ切れる。ただ、ダイニングの室温しか見てないので、他の部屋が寒くても、ダイニングが十分暖まったら、その時点で全部屋一括でOFFになってしまうという大雑把制御。
【第4段】各部屋のラジエータ(暖房器)に備わっているバルブ(暖房強度調節器)。暖房強度は0~6の目盛りで調節可能。0がOFFで、6がMAX。バルブ無しの常時ONタイプもあったりする。
暖を取りたい場合には、第1~4段の全てをONにする必要がある。
ビギナーである私がこの仕組みを把握するのは、なかなか大変であった。
最初はどうやったら暖房がOFFになるのかさっぱりわからなかったので、いちいち外に出てボイラーのスイッチをOFFにしていたくらいだ。
ある程度、暖房のメカニズムが把握できたところで、いよいよ動作確認をしたわけだが、第4段のバルブに不具合が多数ある模様・・・。
2階建てで部屋も多いので、ラジエータも10台以上あって、どれがどんな不具合なのかちゃんと整理しないと不動産屋とも話ができなさそうだったので、見取り図作って定点観測。
・・・こういうのよくやったなぁ~、仕事で。
で、症状を整理すると、、、以下4パターン。
【暴走】目盛り0なのにずっと熱い。
【貧弱】目盛り6なのにメチャぬるい。
【沈黙】目盛り6なのに冷たいまま。
【スタミナ不足】目盛り6にすると熱くなるが、30分と経たずに冷たくなる。
困ったことに、【暴走】と【スタミナ不足】については、毎回再現するわけじゃなく、ちゃんと動いたり動かなかったり。。。こういうのも仕事で不具合検証するときに良くあったなぁ~、、、。再現性低い不具合って調べるのすげぇ困るんだよねぇ~、などと昔を思い出しつつ、とにかくこれじゃ冬は越せんな、と感じたので不動産屋さんへ連絡。すぐさま
「業者を手配しました。2,3日中に連絡が行くのでお待ちください」
と返答が来るも、業者さんからの連絡が1週間経っても来ない。
しょうがないのでこっちから直接業者さんへコンタクト。
そしたら
「今近くにいるから15分後に行く、大丈夫か?」
と。
おいおい、急だな全く。。。とはいえ既に1週経過していて早く見てもらいたかったので、そのまま来てもらって、簡単に症状を説明。
「見た感じバルブが古いね、全部取り替えたほうが良い。不動産屋と相談するから連絡待ってて。」
と。・・・うーん、なんか俺、結構細かく調べたのに、めっちゃ雑やん。
でもまあ、こっちは素人だし従うしかないか、、、ということで、その日は終了。
そしてまた連絡がない日々が続くのであった。。。(つづく)
18.Oct.2019
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インベントリチェックが間違いだらけな件(その4(完))
前回仕上がりが50点だったインベントリチェック。
残り50点分ちゃんと反映してもらわないと終わらない。
私が
「未反映項目多数だよ!」
と指摘したのが夏休みシーズン直前であったということもあり、返信が来るまで時間がかかるだろうなと踏んでいたのだが、、、やはり期待を裏切ることなく、全く連絡がないまま1.5ヶ月経過。
状況確認なり督促なり、私のほうからPingアクションを起こさなければ、きっと未来永劫返信はこないのだと思う。
別件で
「寒くなる前に、、、」
ということで念のため試運転してみた暖房設備にも案の定不具合が見つかったので、その問い合わせのついでにインベントリチェックの結果も
「進捗どんな感じっすかぁ~」
とさりげなく確認してみた。
そして、ここからさらに2週間待たされ、10月に入ってようやく更新版が到着というスピード感の無さ・・・。
予想通りなので全然驚かないよね、もはや、20年近く前からそんなもんだと思っているし。
日本人の勤勉さに慣れきってしまっていると、海外の人達の仕事に対する感覚のユルさに最初は面食らうことも多いけど、世界的にマジョリティーなのは、このユルい感覚のほうなのだから、抗ってもしょうがない、そう思っている。私が朝倉未来選手に抗ってもしょうがないのと一緒だ。
そして今度こそ100点かと思いきや、、、おしい!2つ反映漏れ!!
こんなところまで期待値どおりである。
さらに追加指摘したところ、意外にも翌日に100点答案が返ってきて、無駄に長かった戦いにもやっとこ終止符が打たれました。
めでたしめでたし・・・、と言いたいところですが、新章「暖房器具の動作不良が全然改善しない件」に突入と相成りました。
いやぁ~マジでメンドイわぁ~。
7. Oct. 2019
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英国でPPAPやったら盛り上がった話
子供らの通う学校はとても国際色豊かで、聞くところによると純英国の生徒は全体の1/3程度らしい。
一般参加募ってることだよな??
・・・これはあの「ヤバ服」の出番ではないのか???
やはりPPAPは偉大だった!
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親父超えの瞬間(息子編)
子供の言語習得スピードは大人の比ではない
という通説はこれまでもよく耳にしてはいたのですが、実際1ヶ月も経たぬうちにこの通説がウソではないということを体感してしまうと、さすがに
「こんなにも早いものか?」
と驚いてしまいます。
息子についても、かなり早い段階で
「英語を習得しつつあるとのだなぁ、、、」
という瞬間が訪れました。
ただ、息子の場合はまだ5歳で、日本語でも多少複雑になってくるとうまく喋れないレベルだったりするので、娘と比べると大分見劣りしますが、通学開始から1ヶ月も経たない頃から、こんな会話が日常茶飯事です。
事例1:
私「Year1のクラスはオウル(Owl)のほかにも何かあるの?」
息子「違うよ、アウルだよ」
私「あ、ああ、アウルね?」
息子「アウルじゃないよ、アウルだよ」
私「・・・」
事例2:
息子「あ、あの子僕のクラスの子、デレンっていうんだよ」
私「え?デレン?」
息子「違うよ、デレンだよ」
私「・・・」
事例3:
息子「僕ね、お姉ちゃんの友達のゲネッシュと遊んでもらったの」
私「え?ゲネッシュ?」
息子「違うよ、日本語だとゲネッシュだけど英語だとゲネッシュだよ!」
私「・・・」
文字にするとアウル、デレン、ゲネッシュとなるのですが、息子はこれらの音を日本語の発音とは似て非なる音で捉えているようで、なんかリトル・ケインコスギみたいな感じで発声なさります。
日本人にはRとLの発音が難しく、私も苦労している一人ですが、この子らはきっとそんな苦労とは無縁の人生を歩むのでしょうね・・・。
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